劇場名:札幌道頓堀劇場
【状況】
同市中央区南六西五の同劇場で、佐々木容疑者が照明係、藤村容疑者が司会になり、女五人がインスタントカメラで全裸を客に撮影させるショーをした疑い。ショーは「素人と遊ぼう」と題して今月から始まり、飾り眼鏡で顔を隠した女が私服を脱ぎ、一枚五百円で客に写真を撮らせていた(北海道新聞)
大学生や専門学校生などの素人ストリッパーが客の前で陰部を露出した。38人の客の前で全裸となり、陰部を露出させて客にポラロイドカメラで撮影させた疑い。佐々木、藤村の両容疑者は照明を当てたり、司会をするなどして5人と共謀し、公然わいせつに加わった疑い。(毎日新聞北海道版)
同劇場は2月12日〜4月25日、ショーに出演して観客の前で全裸となるストリッパーの求人のため、広告を求人情報誌に掲載した疑い。(毎日新聞北海道版)
【逮捕者】
公然わいせつの現行犯で、札幌市豊平区豊平二の五、ストリップ劇場「札幌道頓堀劇場」支配人佐々木靖(39)、同市中央区南七西六、同劇場管理者藤村浩司(36)の両容疑者と、十九−二十一歳の大学生や専門学校生などの女五人を逮捕(北海道新聞)
ほかにストリッパーとして雇われていた私立大2年の女(21)=同市北区▽専門学校生の女(21)=江別市 ▽19歳の専門学校生など少女3人の計5人。ススキノの歓楽街で起きた白昼の逮捕劇。劇場内に客を装って入り込んでいた札幌中央署の捜査員は、ストリッパー5人が客に陰部を撮影させた段階でステージに向かい、警察手帳を示した。同署は撮影した客からも参考人として任意で事情聴取した。 (毎日新聞北海道版)
札幌・ススキノのストリップ劇場「札幌道頓堀劇場」の公然わいせつ事件に絡み、札幌中央署と道警本部生活安全課は28日、(略)同劇場支配人(略)〔公然わいせつ罪で既に起訴〕を職業安定法違反(有害業務の募集)容疑で再逮捕(毎日新聞北海道版)
【管轄署】
札幌中央署
【原因(推定)】
札幌中央署は今回、素人女性を雇って営業したことを社会風紀を乱す悪質な行為と判断したとみられる。(毎日新聞北海道版)
4月から毎週末素人のストリップ嬢を売りにしたステージを行っていて、求人誌でストリップ嬢を募集していた(STVニュース)
【話題】
道公安委員会に届けている道内唯一のストリップ劇場。女らは求人情報誌を見て応募、一回のショーで五千円を得ていたという(北海道新聞)
東京都渋谷区に本社がある有名店で、上層部の指示があったかどうかを調べている。同劇場は今年4月からインターネット広告やアルバイト情報誌などで一般女性の募集を始めた。女と少女の5人は毎週金土日の3日間、「仮面クラブ」と銘打ったステージに仮面をつけ、私服姿で出演。1ステージ5000円の報酬を受け取っていた。写真は1枚500円で販売。ストリッパーの取り分は1枚につき200円だった。
同劇場は99年に道公安委員会から店舗型性風俗特殊営業の許可を得た道内唯一のストリップ劇場。ホームページによると、数々の映画やドラマなどに出演歴のある女優の清水ひとみさんが代表。以前は民放の深夜番組などで度々紹介されていた。複数の来店経験者の証言によると、同劇場では以前からプロのストリッパーの踊りの合間に「ポラロイドタイム」と称して客に撮影希望を募り、有料で撮影させていた。
近くの風俗店従業員の男性(36)は「最近は客引きができなくなったり、風俗業界に対する警察の取り締まりが厳しい。ススキノも住みづらくなった」と嘆いていた。 (毎日新聞北海道版)
【情報ソース】
北海道新聞、毎日新聞北海道版ほか