最近の状況5

いくつかの試練と試行錯誤を経て、関西で生き残る数少ないストリップ劇場の中でも、最先端の取り組みを行っている劇場と言えよう。
時代が変わっても変わらないこだわりを堅持しつつ、他劇場との差別化を図っている経営施策を以下に記す。

1. プリペイドカードシステムの持続的運用
販売料金と利用可能な額面、入場料金との組み合わせを世の中の状況を勘案して何度か変更してきた。 現在の入場料金3,500円、額面14,000円分を10,000円で販売しているプリペイドカードを使えば、実質入場料金は2,500円であり全国で見ても最安値。
一時期前まで入場料金3,000円、額面15,000円分を10,000円でプリペイドカードを販売していたので、実質入場料金2,000円は更に格安であった。尚且つそのプリペイドカードは入場料金変更後も料金変更前と同様に使えるというのが大変有り難い。

2. 1日4回の各公演の間に場内の座席の入れ替え
賛否両論あるかと思うが、良い席を終日荷物などを置いては独占して贔屓の踊り子さんの時以外は場外に出たり外出したりする最低な客がいる事を考慮すれば、毎回の座席入れ替えを肯定する踊り子さんやお客さんも少なくはないと思われる。

3. 外出フリー
以前、外出券500円という時代もあったが、現在はいつでも、その日中であれば時間制限なく外出が可能。

4. デジカメ撮影、踊り子のサイン運用
こちらも賛否両論あるかと思うが、デジカメ撮影は世の中で認められるヘアヌード程度まで、また撮影時は必ず従業員がついて監視、踊り子さんのサインは1日1枚に限定。
こっそり(或いは堂々)と踊り子さんに触れる最低客もいるが、今や撮影料金が劇場収入源として必須となっているため、ダラダラ撮影で押してダンスカットをする劇場も多い中、また踊り子さんのサインやコメントの負担を考えれば、東洋ショーの運営スタイルは一目を置くべきものだと思う。