最近の状況3
今年の1月終りころから続いていたプリカの販売キャンペーン(額面12,000円のカードを10500円で販売)が、
7月末で終了し、額面12,000円のカードを12,000円で販売することに変更されたようだ。
「キャンペーン期間が終わって単純に元に戻るのかな?売値、額面を見直すのかな?」
「1枚で3回入場できるような売値・額面か、残高を繰り越せるようにしてくれたら良いのになぁ。。。」など、
いろいろ想像していたが、まずまずの変更内容かと評価している。
最近の客入りなど見る限り、経営状況厳しく、キャンペーンは当面の現金稼ぎのためと見ていましたが、
キャンペーンで少しはキャッシュフローは良くなったのだろうか?
かくいう私は、ボーナスが30万くらいダウンしたこともあって、7月結の週に4枚ほど買いだめしたくらいで、
あまり貢献は出来なかった。残念ながら私は観劇できなかったが、水元ゆうなさんの週など、客入りよかったよう
だが。。。
それにしてもこの経営判断は難しいと思う。
お客さんの多少に関わらず、スタッフ経費や劇場維持費は固定的にかかるので、売価ダウンして収益率は下がっても、
販売量を確保していくというのがひとつの方策だと思うので、キャンペーンはその試行かな?
以前、マクドナルドが100円バーガーが当たったように。またこの不況時でも餃子の王将は、節約志向に応え、
この4〜6月期、経常益90%増らしい。
少なくとも関西の劇場の中でプライスリーダーになる必要があるかと思われる。
以前、入場料が3,500円、早朝3,000円のときは、プライスリーダーと言えたと思うが、10,500円で2回しか入場でき
ないとしたら、他劇場と比べて割高感は否めない。
12,000円で12,000円の額面としたら、それなりの価格競争力はあろう。
晃生の早朝4000円・5人香盤よりは割安、東寺の回数券といい勝負。
東寺のスタンプカードが10回分で1回無料に対し、東洋は、20回程度入場すればポイントが150点貯まって入場券に
引き換えでき、ビンゴが5/100の確立で当たるとすれば、ほんといい勝負。早朝割引の分割り安になる。
調達コストダウンで採算を取るというのも一つの方策だが、ギャラの低い踊り子さんにするということなので、
突き詰めたら熟女劇場になってしまうので、東洋に期待する姿ではない。ゲストを少なめにして内作化の推進
(いい娘をスカウトで確保して育てて)というところかな。もう少しPR方法も考えねばならない。
この辺については、以前の道劇復興の手法には見習うべきものがある。
残る方策としては、高値でも稼げる付加価値の高い商品の提供というとになるが、最近、ロック座がやったような
知名度の高いタレントを出演させるのが、一番効果的な対策だが、獲得資金や交渉の難しさなどなどいろんな課題を
クリアしなければならないので、思い切った投資判断が必要だろう。
小さな対策としては、周辺サービスでプリカの付加価値を高めることが考えられる。例えば、プリカの端数残額を
有効に活用できるためのオプションを増やし、様々なお客さんのニーズに対応できるようにする。その一例としては、
プリカでポラ券が購入できるなどといったサービスを付加してはどうだろうか?人気のある踊り子さんの時など、
ポラの時間または撮影人数を限定する代わりに、どうしてもポラを撮影したい人のためのポラ撮影プレミアム
チケットが1枚1000円でプリカで買えるというのはどうかな?