ストリップ50年史を挙行
1998年にTSミュージックが挙行したストリップ50年史の興行は、ストリップの
歴史を振り返るとともに、それをTSの踊り子さんが演じることで、過去の歴史を
実体験できるという意味で素晴らしい企画だった。歴史的に意味のある興行と
いっても過言ではないと私は思う。
その年、全国的に興行は展開され、関西では12月中に九条OSで上演された。
少し記憶が曖昧だが、その時の上演内容を振り返ってみる。
■雅くるみによる額縁ショー;
当時私はくるみちゃんが大のお気に入りだったこともあり、とても情緒があって
とても綺麗だった。私の妻の評価は、「短くてつまんない」とのことだったが。。。
■早瀬みなによる行水ショー;
お子様用プールが可愛かった。みなちゃんの美乳が素晴らしかった。
■千堂あやかによるジプシーローズ;
普段の千堂さんとそんなに変わらない感じがした。私の妻は、黄色のドレスが
素晴らしく綺麗で、たいへんなお気に入りようだった。とにかく妻は豪華な衣装
が好きなので、千堂さんのことを随分気に入ったようだ。ダンスショーの後、
わかめ酒もなごやかで良い雰囲気だった。
■氷室真由美による一条さゆり;
この時に氷室さんが見せた優しく女らしい表情がたまらなかった。このステージを
見るまで、私は氷室さんに対し、切れのある素晴らしいダンスをする人だが、
少しきついという印象があったのだが、ステージで見せる優しい表情、フィナーレ
などでくるみちゃんやみなちゃんが慕っているお姉さんという姿が見え、
イメージが一新された。
■早川優美によるファンダンス;優雅で綺麗な出来栄えだった。
■乱による行燈ショー;趣のある穏やかながらも緊張感のあるいいステージ。
■仁科夕希さんは、何かショーあったかな? 記憶に残ってない。
この人自身が歴史かな。
■最後に篠宮涼によるAVタッチショー。
この興行で踊り子さんは、過去に流行ったステージを再現したり、歴史上の
踊り子さんの舞台を演じてみることで、ストリップの魅力を再発見して、自身の
舞台のバラエティを増やすことになって良かったのでないかと思う。
ファンとしても、写真や文字でしか知らなかったストリップの歴史を実体験できる
ということで、非常に意味のある興行であった。