劇場名:浅草ロック座
東京出張を機会に、1995,2004以来、三度目の浅草観劇となりました。1時間40分のレビューステージ、20分の休憩を
挟み1日5回公演。午後1時から始まってきっちり時間通りの進行で安心できますね。他の劇場の場合は、小生は写真撮影
タイムが休憩時間になり、居眠りしたりご飯たべたりしていますが、浅草ロック座では20分の休憩時間や4景終了後の
10分の休憩時間にロビーにあるカウンタースナック?メイドカフェ?で可愛い女子を前に、晩御飯のカレーを食べたり
ビールを飲んだりして楽しめました。気分がよかったので休憩のたびに寄っていたような。。ビール5杯くらい
飲んだかな?
現在の上演スタイルは、演目は40日サイクルで2グループの踊り子さんたちが20日間のサイクルで演じるように
なっているのですかね?バックダンサーの方は、どうなってるのかな?40日?それとも適宜交替してるのかな?
あれだけのきちっと構成された舞台を作り上げているので、確かに20日サイクルはもったいないというか、
次の舞台を作り上げるのに40日はかけないと出来ないと思われます。非常によく考えられた上演スタイルだと
思いました。
舞台の始まる前に、千夏ちゃんの声で観劇の注意事項がアナウンスされます。千夏ちゃんのお願いですから、
絶対に守らないといけないですね。この注意事項もすっきりとハイレベルでよいです。他の劇場、特に関西では、
もっと低次元の注意事項がいっぱいありますが、さすが浅草は紳士の社交場という感じ。3つくらいの注意事項の中の
一つに「席を立つときは、他のお客さんの観劇の邪魔にならないように。。」というような趣旨のアナウンスもありました。
確かにそのとおりなのですが、このレベルの観劇マナーが守られているというか、お客さんに望んでいるというところが
とても気に入りました。
中身のレポは、めくるめく素晴らしいステージに圧倒されて、感動したけどあまり覚えてないので、いつもメモも
とらないし、ちょっとした感想程度しか書けないです。すみません。他のもっと素晴らしいレポがありますしね。
1景.鈴木ミント(ダンサー4)
皆、ロングヘアーでメルヘンの世界。ミントちゃんすごく可愛いけど、ちょっと緊張してますかね、表情が硬いような
気がしました。浅草はたいへんかも。読み語りが可愛くて、みんなミントちゃんが好きになるでしょう。
でもミントちゃん、カラスは好きになれても蝉は好きになれないでしょう。可愛い声を聞いていて以前ブログで書いて
いたことを思い出しました。楽しいね。
2景.はるか悠(伊沢・叶咲・ダンサー2)
この景、東京オリンピックより前に生まれた私としては最高に楽しいです。悠ちゃんママはまり役ですね。
あのバスト、なんという魅力でしょうか。シャツを着ているときのほうがセクシーで母性的で好きです。私の息子、
年いってから出来たので可愛いのですが、ママの胸によくうずくまって甘えているのを思い出しました。
千夏ちゃんパパもいい味を出していて大好きです。卓袱台を娘と二人トントンたたいてご飯を待ったり、
悠ちゃんママが出かけていくときの、別れるのが辛そうだったり、幕が閉じて悠ちゃんのソロステージが始まるとき、
たぶんアドリブで演じているのと思いますが、卓袱台でカレーかな?をパクパク食べる仕草をしたり、千夏ちゃんの
茶目っ気のあるところも見れました。
3景.昴(鈴木・浜野)
この景は昴ちゃんのスタイル抜群の輝くような身体が美しいですが、靴磨きのミントちゃんとダンディらんこちゃんの
街の場末の光景を演じているところもたいへん魅力的です。自慢げに鼻の下をこすったり、楽しそうにシャボン玉を吹いたりと、
ミントちゃんの魅力が出ていてよいと思いました。
4景.浜野蘭(伊沢・鈴木・昴・叶咲・はるか・shion)
この景は海の中のイルカが出てきたりしますが、何を象徴しているのかな?海洋博は関係ないかな?
そんなことはどうでもよく、この景はとにかく蘭ちゃんが素晴らしい。美しく本当に感動します。どの場面でも蘭ちゃんの
ダンスは頭抜けて上手だと思いますが、浅草の広いステージ、高い幕から、移動舞台で軽やかに舞いながら迫ってくる
蘭ちゃんの姿の何という美しさか。感動して、なぜか最初の出会った時のことやら(好きな踊り子さんが引退ステージ
だったのですが)も思い出したりして、本当に綺麗で涙がこぼれそうになりました。
-休憩-
2回目の休憩のときは上映されているビデオを見ました。紹介されている踊り子さんも素敵ですが、バックで映っている
踊り子さん、私は浅草の舞台を見ていないので、その姿を確認できるとなんだか嬉しかったです。優ちゃんやようこちゃん
が映っていたように思いましたが、見間違いかもね
5景.叶咲ゆめ(はるか・shion・ダンサー2)
笑顔の素敵な新人さん。子役も可愛かったですが、ソロのベッドパート、表情が素敵でした。もう少しお客さんにアイコンタクト、
笑顔を向けたほうが、もっと可愛がってもらえて人気出るかもね。若々しい美しい白い肌、しっかりとした美脚も綺麗です。
6景.shion
今はなき福山で拝見して以来かな?ソロダンスパート、美しい動きをしますね。派手さはないが洗練されて上手です。
お顔のほうはハーフ?らしく華やかな美人です。それにしても美しい脚線です。シースルーと白のヒールがとても似合って
いてセクシーです。復帰は嬉しいですね。
7景.伊沢千夏(浜野・昴・ダンサー4)
この景が舞台全体のテーマの象徴かな?躍動感があり時代の息吹を感じます。4箇所に配置された太鼓のリズム、
ぴったり息があって素晴らしいです。前のほうの小太鼓は途中で2つから3つに増やしたりとすごく凝ってますね。
千夏ちゃん、白い振袖でキリリとしまった表情、ちょっと緊張しているようにも思いますが、いつもほんわか可愛い
イメージを持っているので、こういう舞台で見ると、本当に美人だと改めて感じました。移動舞台から近づいてくるときの
千夏ちゃんの表情が最高に綺麗です。ベッドパートが終わり立ち上がって挨拶に移る一瞬の間をとらえて、お客さんから
花束、うまいこと渡すものですね。花束を抱えて帰っていくその姿の何と美しいことか、その笑顔の何と輝いていることか、
あの美しい笑顔をみれば、花を渡したいという気持ちもよくわかりますね。私はそんな洒落たことは出来ないですが、
舞台に花を添えていただいた方、ありがとうございました。
8景.フィナーレ(出演者全員)
タンバリンを叩いてのラインダンス風のチームショー、楽しくて良いです。これまでに他の方がレポで書かれているように
確かに振り付けが速くて、見ているほうの楽しさとは逆に踊り子さんのほうは結構たいへんかもね。
5回目まできちっとフィーナーレがあるのも浅草特有ですね。お客さんサービスという点と一連のステージの流れ、舞台への
こだわりという点で優れていますね。でもやっぱり踊り子さんはたいへんかも。