劇場名:大和ミュージック
日時:2017年3月25日 12:00〜23:00(敬称略)

好きな踊り子さんが集結した開館記念興行の誘惑に勝てず、久々(2012年11月以来)に訪問。
青春18切符で前日にのんびり移動、藤沢から小田急で大和入り。大和第一ホテルに宿泊。併設しているもつ鍋、馬刺し屋さんで一杯。 肩ロースの新鮮馬刺しが最高に旨かった。店員の女の子も可愛かったし。
翌朝6時起床。散歩して劇場前を通ると既にシャッター前に3つ場所取り。前のコンビニで2Lボトルの水を買って、きららちゃん2周年グッズ (きららちゃんの記念グッズ実用的で良いんだな。1周年のカードケースも劇場カード整理に役立ってます。)のエコバッグに入れて4番目に並べました(汗)。

※今回は、初めてこの劇場を訪問した1996年9月中のロック興行の懐古レポと併せて20年のストリップ業界の変化もレポしてみます。

1.相田樹音♪&青井りんご 2.平野ももか 3.神崎雪乃 4.望月きらら 5.春野いちじく 6.石原さゆみ

〇樹音さんは20年前も活躍されていた貴重な踊り子さん(当時は別のお名前でしたが。)
 この日は特別にりんごさん(久々に拝見。(2003年5月TS以来))とサービスたっぷりのコラボステージ。
〇ももかちゃん、丁寧なダンスや振り付けがキュート、パイパンが可憐です。
〇雪乃ちゃん、2個だしから投稿さんのリクエストで3個だし。どの出し物もじっくり温めて演じてきたステージで安定感あり見ごたえがあります。曲目が身体に染みついていて自然と手拍子が出せます。
〇きららちゃん、JKの新作と2周年作のチャイナ。やりたいことがあり過ぎて才能を持て余してるかな?この2年でいったいいくつのステージを出したかな?20くらいあったりして??
 ダンスも見事、次々と演目をマスタしていく能力も凄い。晃生のエースで今後のストリップ界を担う逸材と思う。
〇いちじくちゃん、周年作は一旦封印。今週はデビュー作一演目。初めて東洋で見た時よりターンや手の動きや表現力が進化している感じ。
 2年目の抱負であるエロさも出てるが露骨さとは無縁。可憐ゆえ下着姿やヌードが自然とエロい。ちらリズムに通じるストの真髄。
〇さゆみちゃんに癒してもらえるのもあと僅かと思うとホント寂しい。ベーカリーのとサラリーマンぽいのと2演目。


日時:1996年9月中(敬称略)

福島国体のついでに寄った仙台ロックで一度だけで拝見した蘭錦さんのステージに魅了され、いつか観たいという思いを実現させました。

1.竹内みどり♪ 2.真田ゆかり♪ 3.穂波優花♪ 4.蘭錦♪ 5.倉沢まりあ♪ 6.後藤えり子♪ 7.小林ひとみ♪

〇みどりちゃんデビュー間もない売り出し中の頃。パラソルをゴルフのティーショットのようにスイングしてから始まるキュートなステージ。
 たいへん魅了され、その後、ナニワや東洋で再会したときは、グッと美人でイイ女になっていて惚れ直したりした踊り子さん
〇ゆかりさんは凄い美人。AVでもかなり有名だったのでは?今はなき九条やナニワでもお会いした。
〇優花さんは、この週、誰かの穴埋めでの出演だったかな?スタイル抜群のスレンダーボディの美人。その後、広島とかでもお会いしたかな?
〇蘭錦さん、私の観劇歴の中で最も素晴らしいと思うダンサーの一人。日舞も洋舞も完ぺきだった。
 この週も、このころには珍しい2個だし。大和の天井の梁にぶら下がったりとサーカス的な演出もこの頃は珍しかったかな。
 蘭錦4人衆?だったか何人衆だったか忘れましたが四方からのリボンにも圧倒されました。
〇まりあちゃん、小柄でキュート、立派なおっぱいが印象に残っています。かなり有名なAV女優さんだったと思います。  後に超有名AVさんが控える前のステージを頑張って立派につとめておられました。
〇えり子さん、当時超有名AV女優。飯島愛さんに誘われてAV界に入ったのだったかな?後日TVなどで逸話を知って驚いた。
 華やかな美貌と素晴らしいプロポーション。もの凄いオーラを放ち舞台に輝いておられました。
〇ひとみさん、この人も超有名AVさん。映画館でロマンポルノでその美貌と美しい裸を拝見したことが何度かありました。
 ヒョウ柄の全身ボディースーツにしっぽもつけて超セクシーなステージを演じておられました。


さて、この20年のストリップ業界の変化ですが、

〇演目
 蘭錦さんのように2個だしする人もいたが、20年前は基本は1演目だった。今の2個出し3個出しが賞賛される風潮は大嫌いだ。いつからこんなことになってしまったのか?
 温めてきた演目を複数出したり、引退間際にこれまでの演目を記念に出していくのは良いが、1つとして極めることもなく記憶に残らぬ演目の羅列はいだだけない。
 1週40回の舞台。40回見る人もたった1回しか観れない人にも「この週この劇場でこの人が演じた!」と皆の記憶に焼きつく演目を1つ出して欲しい。

〇客層
 今週、開場前にずらっと20人以上の行列が出来たので、いったいどれほど混み合うかなと心配していたが、それほどでもなく全席埋まる程度の入り。
 20年前のロック興行、ものすごい客入りだった。当時タンバリンをしていた私は、客に押されて居場所がなくなり後ろの壁際の椅子の上に立って、
 タンバリン応援をした時間帯があり、まさに立錐の地のない盛況であった。

 当時はAVがストリップに導入された走りの頃であり、インターネットで誰もが無修正のビデオをダウンロードできる時代でもなく、
 一部の常連(当時)と多くの一見さんが劇場に来ていた。そういう一見さんで劇場は盛況になり、その入場料で劇場も成り立っていた。

〇ポラ、デジカメ撮影
 ポラがあったどうか覚えてないが、あったとしても一人か二人。ソロステージで踊りさんの演じる舞台だけを楽しんだ。
 踊り子さんも舞台で客を魅了することに専念でき、ポラコメントに時間を割かれることもなければ、ネットでの2個出し3個出しやらの評判を気にすることもなかった。
 ところが今や劇場経営にポラ、デジカメ撮影の収入は不可欠となり、劇場のお客さんのほとんどが撮影・握手会常連となっているようだ。

〇常連
 昔は、いろんな情報が手に入れずらく、何度も通って踊り子さんから出演情報を教えてもらったり、常連(当時)同士で情報交換したり、
 内外などの新聞情報で遠方の劇場情報入手したりと、簡単には常連になれなかったし、踊り子さんや劇場の諸情報を知っていること自体が珍しく、
 常連というのは客のほんの一部の層であった。そのような常連になりたいと、一見さんが足しげく劇場に通ったりしたものと思う。

 今やインターネットの普及で香盤情報の入手やブログやTwittwerで踊り子さん情報も手に入り、ほとんどの客が撮影・握手会常連となっており、
 一見さんにとってはかなり疎外感があって、なかなかリピーターにはなりずらい状況ではないかと思う。
 最近は女性客もいて嬉しい限りだが、しばらくは来てくれても、ほんの一握りの本当に舞台を観るのは好きな人を除き、ファンとして定着することは、
 ないだろう。女性客が、撮影・握手会常連になるとは思えないからだ。

〇懐古
 私のような昔からの常連が今もだいぶ残ってはいるが、劇場収入にとって大切な撮影・握手会常連に押されて、ちょっと居辛い時もある。
 特に長〜〜い撮影タイムは辛い。踊り子さんもコメント記入とか随分たいへんで気も使ううだろうな。
 昔は、舞台を真剣に何度も見てくれる客をもっと大切にしてくれていたように思うんだな。
 そしてライブで演じるその舞台の中で、踊り子と客との間に舞台そのものの出来栄えや魅力を媒介にもっと心の触れ合いがあったと思うんだな。


 
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