劇場名:川崎ロック座
日時:2018年12月29日ほか 12:00〜23:00ほか(敬称略)

妻子が妻の田舎へ、私は自分の老いた両親のケアのため私の田舎へ帰るので、年末年始は妻子と別行動となりました。
帰省前の貴重な2日、色々悩みましたが、今年になってから急速に好きになった、ゆきなさん、おーみちゃんの二人をはじめ 強力なメンバーが出演されている川崎ロック座にさせていただくことにしました。
仕事納めの後、青春18切符で移動、沼津で一泊してから川崎に朝7時に到着、劇場に駆けつけると4番目、絶好の場所で素晴らしい舞台を堪能しました。 平成最後の観劇は、桃源郷のように美しく楽しく夢のような2日間でした。

画像は出演の踊り子さんのTwitter等へリンク表示しています。 元の画像がなくなると表示されなくなります。ご了承下さい。

1.ゆきな
東洋で初めてこの子に出会ってから、見るたびにどんどんその魅力に嵌っていっている。
今週演じている”いやほい”も、もともとそのとき一緒に出演していたmisakiちゃんの演目だったというのも何だか感慨深い。
一度、「可愛い!」と思ってからは何もかもが可愛くて仕方がない、、、唇もお鼻も目も胸も。
色白のキレイな肌にプロポーション抜群の身体、そしてツルんとキレイなパイパン。何て魅力的なんだろう。
しかし最大の魅力は、舞台に真剣に向き合う姿勢、ステージの魅力を追及しお客さんを癒そうとする彼女のホスピタリティ精神だと思う。
演目は、SNAから引き続き『待夢輪舞(たいむろんど)』、『いや/ほいクリスマスver.』、尚、「いや/ほいのベッド着、れな姐が貸してくださって、クリスマス仕様」とのこと。
私の大雑把な見方でご容赦いただきたいが、ゆきなさんは2系統の演目を演じてきているように思う。しっとりメルヘンチックな演目と元気いっぱいアイドル系の演目。 そのどちらも素晴らしい。

『待夢輪舞(たいむろんど)』は前者の演目。白と黒の清楚な衣装でモノクロームな世界観で可憐な少女を演じる。月だけが金色に世を照らし時の流れを司っているかのよう。
私の勝手な解釈で本当に月かどうかは不明だが、舞台途中で黄色の円盤を本舞台に掲げ一度幕に引けるが、次に出てくるまでの間、照明さんによっては、 その月を波打つようにライトを流してくれるが、そのほうが雰囲気があって良い。
舞台に再登場したら大きな金槌を担ぎ、何かを壊すように振るう。少女の願いは時を超えて叶ったのだろうか?

『いや/ほい』は、元気いっぱいのアイドルがキュートなダンスで、場内のお客さんに「一緒に踊って声を出して」の呼びかけで皆で盛り上がる演目。
場内のお客様、おじさんも女性も皆んな一体となって"ホイ"、"ホイ"の掛け声で楽しかった。 忙しかった1年、イヤなこと、悲しいことや辛いことがあった1年かも知れませんが、ゆきなさんの元気で明るい姿に癒されたことでしょう。

クリスマスはひとみねーたんと楽しまれたようで何よりですね。


2.清水愛
「蝶の輪廻」という演目とのこと。
黒をベースの和装に青の和傘を使った見応えある演目。黒の振袖を何枚も重ねてブーツで舞いながら順番に脱いでいく、 赤が織り込まれてキラリと光る衣装もあったり、シルバーのウェストスカーフもあったり帯は黄色だったかな?豪華で華麗な舞に魅了されました。
本舞台下手で傘で少し隠して衣装・ブーツも脱ぎベッドショーへ。ベッド着は赤にヒョウ柄、キラキラ光る蝶の刺繍の入り美しい。傘づかい見事にポーズが素晴らしく美しい。
あまりネットとかに顔出しされない愛さんですが、ゆきなちゃんと晩御飯をご一緒いたみたいですね


3.秋月穂乃果
29日の演目、エヴァ、カオナシ×3回です。楽日はカオナシ×4回。
ロンギヌスの槍を久々に見てキュートでした。あれは大きくて持ち運びは無理、送らないといけなかったですかね。
以前もエヴァは観たことあると思いますが、今回のは本舞台で空中ポール(って名前あってるのかな?)の見事なエアリアルがありました。

カオナシは板付きの冒頭に出ますが直ぐ脱いでしまい、後のステージ内容と脈略は無いと思うのですが。。。私の認識不足?ともあれ演目名は「カオナシ」です。

カオナシの黒い装束からはOLが現れ、またすぐ服を脱いで黒のパンティとブラでブルーのティシュでのエアリアル、ぐっと懸垂で体を引き上げたかと思うと、 開脚しながらクルリと逆上がりしスルリと脚をティッシュに絡めていき見事なエアリアルショーが繰り広げられます。一度降りて本舞台上手で全裸となり、 白いティッシュを持って天井まで上がり掛けてダブルティッシュで見事に立体的で美しい光景を描き出してくれました。
この子を始めてみたのも川崎、キュートで美しい身体が印象に残ってます。次に東洋で見たときには東洋の天井の梁に無邪気にぶら下がってましたが、 今、思うとボルダリングで鍛えた身体能力をストリップにどう活かそうかと考えていたのかも。
そして昨年5月に浅草ロック座”秘すれば花”1st Seasonで「道成寺」の景では、この子はこれを極めるんだなと感じさせる圧倒的なエアリアルパフォーマンスに驚かされました。
ティッシュを友達に育ったように見事に絡まったりぶら下がったり、ティッシュの特性を知り尽くしたように絡まり上がったり、特に一気にロールダウンするところは凄い。
今やエアリアルテイッシュの第一人者と言っても過言ではないと思う。

4.大見はるか
東洋ショーで何回かお会いしているうちに、いつの間にこんなに好きになっちゃたんだろうか?とても魅力的過ぎて困った踊り子さん。
29日は、1.3. Wonderワンダー、2.4 帯、楽日は、1.2 帯、3.4 Wonderワンダー。前半出していたおーみせんせー、もう1回観たかったな。

以前のブログをググって見れば、1周年で「ステージを見てハッピーな気持ちになってもらえたらいいな」という思いで舞台に立っていると書かれていたが、 まさに「Wonderワンダー」はそれを体現したような演目。ハート風船もらって超ハッピーになったよ。
「ダンスで魅了するのはまだまだ難しい」と思った1周年の頃から、さらに1年半の舞台経験積み重ね、今ではダンスをはじめ舞台のパフォーマンスでも 十分、お客さんを魅了できていると思う。特にプロポーション抜群の柔軟な身体を活かしたベッドショーのポーズは息の呑むほど美しい。

こちらは「帯」。和服姿に網タイツの色っぽい演目。monmonzooさんが、「真摯でひたむきな踊りがいつも心を打つ。」とツイートされてますね。
ベッドショーでは一度花道に帰りかけてから後ろ回りで盆に戻ってきての最後のポージングが美しい。回数によってポーズは入れ替えていたりして心憎い。

一度、れなちゃんからトトロの衣装を借りてポラロイド撮影に出てきてくれました。可愛い。


5.桃瀬れな
「演目順は1.3回目キツネ2.4回目ピエロさんだよーん!」とのこと。

キツネのほうは、仮面の妖力?に取り付かれた少女を熱演。憑依され獣と化してお客さんの眼前にせまる迫真の舞台

ピエロはかんなさんから引き継いだ演目とのこと。コミカルに道化をを演じつつ、一人の人間として挫折や心の葛藤を描いた感動的な演目。
誰しも感じることがある心の悩み、姉御肌で後輩をひっぱていくれなちゃん自身の心の葛藤、見る回によっていろんな感じ方が出来る舞台。

6.真白希実
「川崎の照明凄く綺麗なので、周年作もjazzyも是非観てもらいたいな」とのことですが、ホントに素晴らしい舞台でした。
初めて拝見した時の2011年4月中のレポを見返していたが、 まだデビュー半年弱というのに凄い踊り子さんが出てきたと大絶賛してた。
益々踊りに磨きがかかり、作る舞台に思いを込め、絶妙の表現力で演じる、今や誰もが認めるスーパーダンサーですね。
とにかく踊っている姿が神がかっているほど美しい。顔が女神かヴィーナスに見える。これだけのステージを2日間フルに堪能できて幸せでした。


「新作「君影草物語」(すずらんものがたり)ってのを周年作として作りました」とのこと。
すずらんの小枝を持って和装での舞い。美しい。

セクシー衣装で軽快なステップで見事なダンスステージ



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