劇場名:晃生ショー
萩尾のばらさんを観に、また久々に奈々さまに逢いたくなりフラッと寄ってみました。
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1.葵マコ、
2.神崎雪乃、
3.漆葉さら、
4.萩尾のばら、
5.御幸奈々
萩尾のばらさんTwitterより
入場すると漆葉さらさんのデジ撮影でした。明るくてしっかりした踊り子さんという印象。ちょっとしたきっかけでデジ撮影もしてないのに話ができて良かった。
御幸奈々さんを久々に拝見。2年ぶりくらいかな?
初めてお会いしたのは、1995年3月、今はなき九条OS劇場。その時の香盤は、氷室真由美,仁科晃&赤坂和希,千堂あやか,家永翔子,御幸奈々,麗あかり
当時、晃生ショーのエースの家永翔子ちゃん全盛期、TSの看板娘となる千堂あやさんが駆け出しの頃、べった前のトリをつとめておられましたが、その時の圧倒的なダンスパフォーマンスは今でも私の脳裏に焼きついています。まさに踊る妖精。そのダンスパフォーマンスが今でも健在なことは驚愕の事実であり感動を禁じ得ません。
萩尾のばらさんは、「演目はスナックのばらとBAT」との事。4回目に拝見したのは仮面に黒のロングブーツに蝙蝠のシェイプのひざ飾りをつけていたので"BAT"のほうですかね。セクシーで颯爽としたダンス、危険な雰囲気も醸し出した魅力的な舞台に魅了されました。
"バット"と言えば、私の世代としては寺沢武一の"BLACK KNIGHT バット"のセクシーでキュートでおてんばな姫を思い出しますが、のばらさんの演じる舞台は"Batgirl"のほうを意識されてますか?
寺沢作品のバットも"Batgirl"の影響を受けているかもですね。
のばらさんの舞台は、そんなことも想像させてくれる思い出しても楽しめる良作です。
最近、のばらさんがNOTEに記された雑感が興味深い。以下、私が関心を持った箇所を抜粋。
「何回も自分を撮っていくほどに『私は整った造形ではないが美しいな』と思うようになりました。」
「自分の肉体や表情が好き。(中略)じっくりと私をみた先は好みの話で、私に美しさを見出す人はいるという確信がある。」
「一発撮りならぬ一発踊り。感覚だけで踊っているので計画的な狙いはない。それでも見出されるよさに、またよさを感じてしまいます。」
「ストリップはあまりに生身すぎてそこに様々なことを感じれたり、逆に何もないようにも見える(中略)
ただただ私は自分の体や表情や生きていることを自慢しているので、ぜひ見に来てください。」
初めて拝見した時から舞台に魅了されましたが、その表現力の背景には上述のように自分の美しさを見つめ直す作業体験があったのだなと、またそれを自身のストリップの舞台に生かす理性と感性に感心した次第。これからも機会がある限り素敵な姿を舞台で拝見していきたい。