大好きなさっちゃん

The Best Stripper in my life。

2011年7月20日、DX歌舞伎町にて引退。

この半年、私は花村沙知さんに恋していました。その間、大好きなさっちゃんに会うのが一番の幸せで、家庭よりも仕事よりも 何よりも最優先事項でした。
25年を超える観劇歴のなかで素敵な踊り子さんに何人も巡り合いましたが、彼女は最高のストリッパーです。

さっちゃんはスタイルも抜群でダンスも申し分ないくらい上手ですが、プロポーションが最高かというとそうでもないし、
(※但しさっちゃんのヒップラインの美しさは絶品で最高に綺麗だと思うし一番好きです。)
ダンスが一番上手かというとそうでもなく、結構荒削りな面もあったり振りが飛んだときもあったし多少ムラもあったと思う。
バレエで鍛えた踊りは確かに上手だったし、スタイル良い柔軟な身体から繰り出すポーズは見事だったが、 長い我が観劇人生のなかで彼女が最高のストリッパーたる所以はそれだけの理由ではない。

ストリップショーの魅力(魔力)は、芸術性とエロスの接点を極限まで女性の身体でハダカで突き詰めたところにある。 私が求める最高のストリッパーは、その時代に相応しく、最も華麗で美しくかつ最もセクシーでエロティックな舞台を創り上げ、 圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了し尽くしてしまうステージを演じてくれる踊り子。そういう踊り子さんに出会うことが 夢みていた。
今年1月の東洋ショー、初めて私はさっちゃんに出会いました。彼女の演じた「肉体関係」を見終えたとき、まさにその夢が 現実のものとなりました。その日から彼女の演じる舞台の圧倒的な魅力に抗う術は無く、恋の奴隷(かなり古くて申し訳ない) のように彼女のステージを追い求めることになったのでした。

さっちゃんの舞台は、テクニカルに分析すれば、Lady GaGaやBritney Spearsのセクシーなしぐさや雰囲気を取り入れ、 さらにイメージビデオで身につけた卑猥でエロティックな動きをミックスし、バレエで鍛えた身体で表現したステージと言えるかも知れない。
それだけでも素晴らしいが、彼女の凄いところは、さらにそれを大胆に、自らの性欲、セックスアピールを表現する場としてストレートに 演じたところだろう。それこそが花村沙知の舞台の圧倒的な魅力のコアになっていたと思う。

4月22日のブログ「東洋楽日から明けて…」では、「ストリップ、もっと気軽にたくさんの人が触れられるものになって、 愛される文化であってほしいなーと、今週ひしひしと感じました。」とある。
この頃からもう引退を考えないといけない状況になっていたのかも知れない。私のような根っからのストリップファンにとっては、 さっちゃんの舞台は最高で、この世の至宝の如く大切で愛すべきなものだが、決して全ての人がそう思うわけではないのが現実。 ストリップショーに否定的な人も多い。
そういう現実と裏腹にさっちゃんはストリップが大好きだったし多くのファンからも愛されていたから、きっと悩んでたんだろうな。
引退の日の挨拶で印象に残る言葉。(やはり辞めるのは)「寂しい」「ハダカ。。良いのにね」「純粋」「Hしてる?」。 さっちゃんは「純粋」に自分を応援してくれるファンの人を愛しく思っているようでした。またそういう ファン前で「純粋」にストレートに大胆に性というものをエロティックにかつ華麗に美しく、「ハダカ」で自分を表現できる ストリップショーの舞台が好きだったにちがいありません。

引退後のブログのコメント、「みんな愛してるよ。」 多くの熱心なファンの方へのストレートなメッセージですね。 私はこの半年、さっちゃんに恋しましたが、熱心なファンの方から比べたら、ほんの短い期間・少しの時間しか見てないので、 まだ「愛している」と言えるレベルではありません。が、私の今後の人生の中で最高のストリッパーとして、大切な思い出、大切な記憶として、 一生愛していくことを誓います。

さて私事恐縮です。「Hはしてます」けど、してるときにさっちゃんのビデオ見てたりして、嫁さんと一緒にイケないのに、 あとで一人で彼女のビデオを見て「ABCよりGだ」になっちゃったりしてます。どうしてくれるねん!
魅力的すぎて困った踊り子さんだったさっちゃん。引退後もホントに困った女性です。