タンバリンでの応援

振れ!振れ!タンバリン!に投稿したところ

栗橋田さんが編集して下さり、ご自分のページに取り上げて頂きました。
(オリジナルは、11月19日(日)に「 振れ!振れ!タンバリン!」に投稿)
******************************************************************

Timさんのタンバリン論

(1)序論
 応援の仕方に決まりがある訳ではないと思います。
しいて言えば劇場のルールは守る必要がありますね。
守らないと追い出されたりしますしね。出来ない劇場はあきらめるしかないですね。
劇場がベッドでは鳴らしてはいけないと言ってないのに、お客さんでタンバリンは
ベッドで鳴らすべきでないという主義の人が、べットでも振っている人に「振るな」
と注意するのはお節介だと思います。
 ストリップパラダイスに応援の仕方が書いてありますが、いいこと書いていると
思います。タンバリンをやる人は参考にして欲しいです。

(2)タンバリンをする時は
 曲調や踊りの振り付け、踊り子さんのノリ、性格、お客さんの層、雰囲気、等々
いろんな要素があって、それらを勘案した上で、タンバリンをした方が盛り上がるか
どうか、お客さんがより盛り上がるか、踊り子さんのノリはより良くなるか、
美しいポーズを取っている時にも、それがより美しいことをアピールできる雰囲気か、
曲や踊りの切替えをサポートすることになるか、 とにかくいろんな要素がありますね。
タンバリンやっている人の数を見て、これ以上増えた方がいいのか、
手拍子に回ったほうが舞台の盛り上がり、出来上がりの感じがよくなるか、
その辺の見極めも大事ですね。

(3)ベッド時のタンバ
 ベッドでも盛り上がりを期待する踊り子さんがいた場合、その期待に合わせて
タンバリンを鳴らすことが、その表情をさらに活き活きと美しくさせ、劇場全体が
盛り上がるならそれは素晴らしいことだと思います。

(4)タンバリンをすることは
 基本的には自己満足だと思うし、自分をアピールしたいと言うことだと思いますが、
本当にストリップが好きで、この世界が大切で、一般のお客さんにも、
この世界の素晴らしさを理解してもらいたい、そういう気持ちでいたら、
いくらタンバリンが好きでも、やたらめったらうるさいタンバリンがいる中で、
さらに自分が加勢してうるさく鳴らすという気には、私はなりません。
いくらタンバリンが好きでも、全体の雰囲気を見て、今はタンバリンするのは
やめておこうと思えるかどうかが、本当にストリップが好きかどうかの境目かな?

(5)私のタンバリン観 
 初めてタンバリンをやろうと思ったのは10年くらい前ですがパーカッションの本
(ロックの8ビートや16ビートは勿論、サンバ、タンゴ、更には日本民謡まで、
リズムの取り方が載ってます。)を買って、勉強と練習しました。
素晴らしい踊り子さんのステージをタンバリンが壊してしまうのは、もっての外ですね。
曲のアクセントよりタンバリンが目立ってしまうのもどうかと思います。
8ビートの曲なのにタンバリンが16ビートというのは、私は好きではありません。
 ビートの基本はドラムのリズムでだいたい分かると思いますが、
(プロでないのでいいかげんなことを言っているかも知れませんが)
曲のビートを超えて(倍のビートで鳴らす)のは、私は好みではありません。
曲のリズムだけでなく、踊りのリズムに合わせる必要があると思います。
だいたい踊りの振り付けは曲のビートにあわせて、手の伸ばし、足の振り上げ等、
出来てますから、踊りをよく見て、踊りのアクセントに合わせて、タンバリンの強さも
変えていったほうがよいと思います。
 踊り子さんの動き見てたら、同じリズムの中でも強めるところ弱めるとこと
見えてきますね。踊りも見ずに自己陶酔で叩いている人は好きではありません。
踊りが終わって、踊り子さんが舞台から去ってしまってあと、それと次に出てくる前から、
タンバリンをジャラジャラ鳴らすのは、私はあまり好きではありません。
 感性は個人個人で違うので、皆の意見が一致することはないと思いますが、
劇場のルールと踊り子さんの気持ちは大事にする必要があると思います。

(6)タンバリンの態度として
一人の踊り子しかタンバリンをせず、自分が応援している踊り子が終わると、
どこかに行ってしまうのも寂しい気がします。
またダンスの時だけタンバリンして、ベットショーの時はどこかに行ってしまうのも
本当にその愛する踊り子さんをすべて見ていることになるのかな?
タンバリンしなくてもいいけどベッドショーも見て欲しいな。
 ストリップ自体が好きな人と、この踊り子さんのストリップが好きという人と、
いろいろですし、個人個人で考えは違うと思いますが、 私は、ストリップが好きです。
この世界を愛しています。