羽田夕夏さんブログ
2008年06月12日のブログ「鬼と感謝の気持ち」を拝読して

6月26日に新宿ニューアートを訪れた。その時に出演されていたこともあり、ふと、彼女のブログをのぞいてみた。
「あんた、そんな仕事してて、よく生きてられるね。。。。」という、知人の心無い言葉に、「心がぎゅーってなったよ。 心が無くなるかとおもったよ。殴られるよりずっと辛かったよ。」という思いを記すつつ「この世の鬼は人間なのだな。」 「悔しくて柄にもなく泣いてしまったよ。 」と打ち明けている。
一方で固い決心で今の仕事についたこと、「何度もこんなことあった気がするんだけど。全然平気だったのに。消化できてたのに。」 と芯の強さを見せつつも、今の自分を以下のように振返ってみてもいる。
「ビデオの他に、劇場のお仕事もさせてもらうように なって、直に励ましの言葉とかいただくようになったり、 キツい事言われるのにちょっと弱くなってきたのかなぁ。きっと、かちんかちんだった心が、皆様の暖かい励ましで、 やわらかくなったのかもね。いつも素敵な言葉と素敵な笑顔を有難う。」

悲しいのといじらしいのとで涙がこぼれた。前向きにポジティブに考えていろところが素晴らしい。
一人の女性として確かにしっかり生きていて、宝石のように輝いていることを伝えたい。

ストリップファンが、そんなにいい人ばかりではないので、あまり安心しないで欲しいとは思うものの、 こういうところにこそ、昔も今も変わらぬ、そして、今後もビデオやネットでは追随できない、ライブのストリップショーの魅力があると思う。

人間には間違いがあるもので、以前、私はある女性と付き合っていたが、勝手に私のメールを覗き見て、 当時、応援していた踊り子さん(もう今は引退されています)からのメールに、勝手に、「自分の身体を売り物にしていてよく恥ずかしくないわね! あなたみたいなバカな女がいるから世間の女性が迷惑するのよ。この恥知らず!けがらわしい! 」という返信をされてしまったことがある。 踊り子さんから、「こんなメール入ってきたよ」と連絡があり、私は、その踊り子さんに何と申し訳ないことをしたことかと、猛省し、 その女性とは、即、別れることにしたという苦い経験があります。

ストリップショーを世間は(一般的には)認めていないことを改めて痛感しました。そこで輝いて生きている女性とその世界と踊り子を愛するファンと、 人と人の心のふれあいが確かにあるというのに。