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        骨折の記録


■2021年8月29日

朝のゴミ出しのため、マンションの4階から外階段を降りていたところ、2階付近で足を踏み外し、踊り場の壁で強打しました。ただし、転落の前後の記憶がありません。

気がついたら、自宅のリビングのソファに座っていました。眼を打ったわけでもないのに、眼から出血していました。日曜のため、救急相談センターに電話したところ、眼科の医師のいる救急は、大学病院しかないとのことでした。
 https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-nakano/info/7119.html

昼前に某大学病院に到着し、色々な科で検査と診察を受けました。肺がしぼんでいましたが、折れた骨が刺さったのではなく、衝撃によるものであるため、そのまま帰って良いと言われたのは、すでに午後7時を過ぎていました。

■8月30日~9月10日

最初の2週間は、月曜と金曜に大学病院の5つの科で検査を受けました。

手首の骨折(整形外科)
 http://kurosu-hosp.com/subject/wrist-fracture/
 https://fracture-net.jp/condition.html
*複雑骨折(粉砕骨折)ですので、本来は手術ですが、肺がしぼんだので、全身麻酔ができず、引き続き保存治療(ギプス)をしてもらっていました。皿洗いの際は、ゴミ袋をかぶせ、シャワーの際は、さらに上腕部にタオルを巻いて、マジックテープの付いたゴムバンドで縛っていました(医者は、ガムテープでぐるぐる巻きにしろと言ってましたが)。しかし、料理の際は、袋をかぶせなかったので、包帯が少し汚れてしまいました。

肋骨の骨折(整形外科)
 https://doctorsfile.jp/medication/454/
*私の場合は、ここに書いてある治療は、一切してくれませんでした。自然治癒を待つとのことです。

外傷性気胸(呼吸器内科)
 https://medley.life/diseases/54ed84496ef4588a3585ce47/
*折れた肋骨が刺さったわけではありませんが、少し肺がしぼんでしまいました。

頭部線状骨折(脳神経外科、形成外科)
 http://kantounouge.com/braindisease/headinjury/
*私の場合は、左こめかみに二箇所です。脳に異常はなく、これも自然治癒を待つとのことです。

眼窩周囲血腫(眼科)
 https://www.allaboutvision.com/ja-jp/me-no-kizu/me-no-aza/
*私の場合は、この写真よりも酷い状況でした。1か月半かかって、ようやく消えてきました。

■9月13日~18日

骨折から2週間が経過し、4つの科では、「異常なし」と言われ、整形外科でもギプスを短いものに替えるというので、9月13日(月)にレントゲン撮影と診察に行ったところ、骨折箇所がずれているので、局所麻酔で手術するしかないと言われました。ただし、大学病院では、予約に時間がかかるので、別の民間病院を紹介してもらいました。

その民間病院で14日(火)に診察を受け、麻酔の方法を検討してもらったところ、「気胸が少し残っているが、たぶん全身麻酔で大丈夫だろう」と言われ、16日(木)入院、17日(金)手術、18日(土)退院という強行日程をこなしました。

ところが、病室に戻って目覚めたところ、手術に通常の二倍の時間がかかったので、翌日の説明を聞いたところ、私の場合は、複雑骨折(粉砕骨折)であり、かつ事故から時間が経過しているため、「完全には戻せなかった。今後、変形や痛みのリスクがある」と散々脅されました。

■9月21日~25日

自宅でリフォーム工事を予定していたので、診察やリハビリは、翌週に延ばしてもらいました。

■9月27日

手術から10日目にレントゲンを撮ったところ、「ずれは生じていない」と言われ、包帯や添木は取ってしまいました。お蔭で家事は少しだけ楽になりました。シャワーではなく、通常の入浴に変えました。

リハビリは、マッサージのみでしたが、私は、手術直後から自宅で下記のようなトレーニングをしていました。結果的には、そのトレーニングの方法は正しいとのことでした。また、夜眠る時の姿勢も正しいとのことです。
 https://www.mgh.jp/about/column/02.html
 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/operation_on_hand.html

■10月8日

少し間が空きましたが、手術から3週目にレントゲン・診察およびリハビリを受けました。異常はないとのことです。ただし、高齢者ですので、機能の回復は、良くても80%~90%と言われました。つまり完全には戻らないということです。

手術から2週目を過ぎているので、自宅でトレーニングの方法を変えていましたが、リハビリの際に細かな質問を幾つもしました。ようやくPC入力に左手を使っても構わない旨の許可が出ました。手首の可動域を広げる時期ですが、腫れと熱が引かないので、アイシングをするよう指示され、下記のサイトを見つけました。
 https://www.fff.or.jp/clinic-funabashi/ftopics.php?i=r5

■10月15日

この日は、リハビリだけです。アイシングの方法は間違っていなかったようです。手術から4週目が過ぎたので、負荷をかける時期ですが、まだ少し腫れと熱が引かないので、アイシングを続けながら、無理のない程度に自宅でもトレーニングを続けています。よく日常生活で手指を使うのがトレーニングだとか、病院でのリハビリしか行わないという人がいますが、毎日きちんとしたトレーニングをする必要があります。診察は、前回から3週間後の29日になりましたが、リハビリは、今後週2回に増やすことにしました。

■リハビリは裏切らない

これは、長嶋茂雄が入院中の永六輔を見舞った際に贈った言葉(色紙)で、その後、永六輔が広めたそうです。今では、医者があたかも自分の言葉であるかのように患者に伝えることが多いようです。
 https://meigennavi.net/word/12/127761.htm

■12月21日

前の週に後任人事の第1回審査委員会があり、忙しかったので、1回しかリハビリに行かず、1週間空けたところ、関節が固まっているとのことで、強めのマッサージを受けました。その日の夜は、痛みが残って、良く眠れなかったので、やはりリハビリは、週2回でなければと思い知らされました。

■1月11日

手術の翌日から、毎日自宅で自主トレを続け、4週目以降は、週1回のリハビリ通院を週2回に増やして、ようやく16週目を過ぎた今日、医師の診察および作業療法士の報告書を受けて、リハビリ通院を週1回にすることになりました。

■1月25日

作業療法士から、「最近1か月は、マッサージをしても、可動域が伸びない。コロナの感染が広がっているので、体調不良があったら、リハビリを休んでほしい」と言われました。

その2日後、リハビリテーション科に電話をして、「体調不良はないけれども、コロナの感染者数が多いので、2月1日の予約をキャンセルしたい。リハビリ通院の保険適用が原則として150日まで可能とされており、その期限が2月13日に迫っていること、リハビリの効果が出なくなっていることから、リハビリを終了にしたい」と申し出ました。担当の作業療法士に確認してもらったところ、それで構わないとの了承を得ました

ただし、手首の可動域は、曲げる方向によりますが、良くて80パーセント、悪くて60パーセントです。これは、右手首との比較であり、もともと関節が固いので、かなり曲がりが悪いように見えます。今後は、自宅での自主トレを続け、数年かけて(あるいは一生)左手首の可動域改善の努力を続けるしかないようです。

■2月14日

昨日が手術から150日目でした。保険適用のリハビリは、いずれにせよ150日で終了であり、担当医の特別な許可がない限り、それ以上は、リハビリを延長できません。何か医学的な根拠があるわけではなく、単に健康保険のルール上の問題ですが、一つの区切りを迎えた気がします。ストイックに自主トレを続けています。

■2月22日

久しぶりにレントゲンと診察のため、病院に行きました。とくに異常はありませんでしたが、骨のくっつき加減がまだ完全ではないため、1か月後に来るよう言われました。

起床時の指のこわばりは、高齢者の場合、とくに珍しいことではなく、グーパーを繰り返して動くようになるだったら、気にすることはないそうです。骨折をしていない右手のほうがこわばると言ったら、医者から笑われました。

手術跡がうずくのは、誰でも同じであり、私の知り合いで40代の人は、気胸の手術をしてから、1年半経っても、まだ痛いと言っています。気長に自主トレを続けるしかないようです。


■3月29日

手術から半年が過ぎました。今日、レントゲンを撮った結果、とくに異常は見当たらないので、「通院終了」を宣言してもらいました。骨はくっついたとみて良いそうです。もちろん可動域の制限は残りましたし、自主トレのやりすぎ、長時間のPC作業など、様々な理由で痛みが出ることがあります。

理不尽な戦争や交通事故で亡くなった人のことを思えば、命がある分だけ有難いということでしょう。今後は、やりすぎない程度に、自主トレに励みます。自分の判断で、徐々に負荷を増やしていって構わないそうです。

■リハビリと自主トレ

私の通う病院では、独立のリハビリテーション科があります。その頃に行っていたメニューでは、まずリハビリ前に10分間の手浴(バイブラバス)をして、それから1時間、ずっとマッサージをしてもらいます。

しかし、リハビリの効果を挙げるためには、自宅でのトレーニング(自主トレ)をストイックに続ける必要があります。自主トレは、作業療法士から指示されたメニューがあり、それを午前と午後に毎日続けています。

若干異なるメニューですが、リンク
術後の経過に応じて、リハビリの内容を変えることについては、リンク

■粉砕骨折の術式とリハビリの重要性

そもそも粉砕骨折については、20年程前にロッキングプレートが開発されて、ようやく治療が可能となったようであり、それ以前は、一生ギプスを付けて、病院通いを続ける必要があったようです。
 リンク1 リンク2

また、手術直後からリハビリを開始ようになったのも、比較的最近のことのようです。 リンク

今でも、病院によっては、古い術式を使っていたり、医者が古い考えを持っていたりすることがあるので、私は、良い病院、良い医者、良い作業療法士に巡り合えたと思います。

ただし、まだ手首を曲げる際には、つっぱるので、たとえばPCのタイピングは、長時間になると、酷い肩こりに悩まされています。上記のとおり、自主トレは、今後もずっと続ける必要があります。

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