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     退職後のコミュニケーション



*2020年度以降のコロナによるオンライン授業、2023年春の退職を経て、自宅にこもり一人で仕事をすることが増えました。私の周りも退職者が増え、今は若い人も、二階氏の発言(2024年3月25日)を引用するまでもなく、いずれその年齢が来るわけですから、退職後のコミュニケーション手段について、まとめておきます(2024年6月16日)。


〔メール〕

*私は、仕事の都合もあり、メール一辺倒です(30年以上使ってます)。ネットで検索をしたら、やはりビジネスメールの記事が多いですが、それらへのリンクを貼りつつ、私の経験を補足します。私の場合は、日本国内は出版関係、海外は同業者とのメール(英独仏)のやりとりが多いです。さらに連絡先グループの機能を使って、100人近くの方にBCCメールを送っています。

■メールの見落とし対策
https://www.maildealer.jp/column/method/overlooked-that-email.php
*「メールの受信数が多すぎる」ことが挙げられていますが、それは、ある意味で自業自得です。①メルマガの送信は「いいえ」を選ぶ、②FacebookやX(旧ツイッター)などに登録をしない、等々の工夫が考えられます。

■添付ファイルのマナー
https://helpdog.ai/media/sendingdocuments/
https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/materials-sending-email
*最近、驚いたことに、メールにPDFを複数添付して、ともかく「添付ファイルを読め」としか書かない事例に出くわしました。私は、仕事で多忙ですから、そんな添付ファイルを読む時間などありません。それなのに返信メールを送ったら、「それは正しい」とか、「それは間違っている」という失礼な返信があり、その送信者には、なるべくメールを送らないことにしました。

■24時間ルールなど
https://www.all-different.co.jp/column_report/column/business-mail/hrd_column_125.html
*ビジネスの世界では、まだ「24時間以内に返信」というルールが生きているようです。しかし、とくに海外の同業者は、必ずしも24時間以内に返信があるとは限らないので、たまに「Friendly Reminder」を送ることがあります。

■メールの着信音  新着
https://dekiru.net/article/3976/
たまに卒業生からのメールで、「夜分遅くすみません」と書かれていることがあります。しかし、私は、メールをPCでしか受信せず、PCのスピーカーをオフにしているので、自分でメールソフトを起動して、メールをチェックするだけです。お気遣いは有難いですが、心配無用です。スマホでメールやラインなどを受信している人は、着信音がうるさくて大変でしょう。仕事関係のメールは仕方ないのかもしれませんが、せめて時間外はオフにされることをお勧めします。

〔電話・Web会議〕

■電話とメールの使い分け
https://go.chatwork.com/ja/column/business_chat/business-chat-142.html
*私の場合は、まずメールを送り、国内の場合は、日時の都合を確認したうえで、電話をすることがあります。私の携帯は、ガラケーですが、「かけ放題」を選んだのは、そのためです。とくに出版関係では、細かな打ち合わせが必要となり、30分以上電話で話すことがあります。

■無料Web会議
https://biz.teachme.jp/blog/meeting-tools/
*在職中は、中央大学がWebexと契約していたので、授業や会議の時以外もよく使っていました。退職後は、残念ながら使う機会がありません。無料Web会議を紹介するサイトは、多数ありますが、多くは、時間制限が厳しいので、電話にしています。仮に他の人からWeb会議のお誘いがあれば、喜んで応じるつもりです。

〔対面〕

■中央大学駿河台キャンパス(法科大学院)
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/pro_graduateschool/law/
*法科大学院は、2023年春まで曙橋にありましたが、ちょうど私の退職時は、御茶ノ水(駿河台)に移転しました。数か月に1回程度行き、16階の研究室受付で本の原稿をプリントアウトしたり、12階の図書室で雑誌チェックをしたり、知り合いの現役教員の研究室にお邪魔しています。

■飲みニケーション
https://product-senses.mazrica.com/senseslab/tips/nominication
*もはや死語に近く、とくに若い世代からは敬遠されているようです。しかし、私は、明石書店の馴染みの編集者とは、脱稿時の打合せ後や見本刷りの納品後などの節目に会ったり、中大修了生と一緒に行ったり(とくに年1回の同窓会)、お付き合い頂ける限りで、様々な友人・知人と(基本的に1対1で)出かけたりします。メールや電話で足りない部分を補うためには、必要不可欠だと思っています。



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