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      脊柱管狭窄症の記録


【病歴】【今回の症状】【日常生活】【自分なりの工夫】【地獄からの生還】
【その後の経過】【長い付き合い】



2025年1月3日頃から腰が痛み始め、翌週には歩くのも大変になりました。9日夜には、夜中に目が覚めるほど痛かったので、翌10日、自宅から300メートル先にある整形外科に30分(通常は5分!)かけて行ったところ、腰部脊柱管狭窄症という診断を受けました。いまだ完治していませんが、記録として残しておきます。

なお、このサイトのURLは、zakotsu_shinkeitsuとなっていますが、脊柱管狭窄症と坐骨神経痛は全く異なります。最初は私自身、区別がつきませんでしたが、ウェブページを作り替えるのは大変ですので、SEO設定とコンテンツだけを修正しました。悪しからずご了承ください。
 脊柱管狭窄症と坐骨神経痛の違い
 https://sengawa-in.com/blog/?detail=7574

ちなみに、下記の病院の近くの薬局では、薬剤師も、脊柱管狭窄症と坐骨神経痛の区別ができていないようであり、「暖かくなってきたから、腰の痛みは和らいだでしょう」と言われ、唖然としたことがあります。下記の病院への通院をやめた理由としては、薬剤師の無知も関係しています。

【病歴】

腰痛は、10年以上前に、一度ひどくなり、同じ整形外科を受診したことがあります。その際は、コルセットと貼り薬を処方されただけでした。法科大学院には、普通に通勤し、授業や原稿の執筆を休むことはありませんでしたが、ソファに座ることはできず、夕食後も、食堂の椅子に座ったままでした。しかし、病院で再診を受けるまでもなく、いつのまにか完治していました。

また6年ほど前ですが、首の痛みがひどくなり、夜も眠れないくらいになったので、駅前の別の整形外科を受診し、頚椎症という診断を受けました。医師は、「メディカルスキャニング」という別の施設を紹介し、CT・MR画像を撮ったのですが、結局のところ、「頸椎の手術はできないので、痛み止めを飲み続けるしかない」と冷たく言い放ちました。私は、憤慨して、「他の治療方法はないのか」と訊いたところ、「首周りの筋肉を鍛えるしかない」というので、通院をやめ、ひたすら腕立て伏せとダンベルでトレーニングを続けたところ、いつしか首の痛みはなくなっていました。なお、画像のCD-ROMは、医師から返してもらい、今も持っています。

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【今回の症状】

今回の症状は、それとは比べ物になりません。単なる腰痛とは異なります。1月10日に、初めて受診した際には、身体全体がこわばっており、「股関節が全く開かない」と言われました。足先の冷えが酷く、全く感覚がないことにも気づきました。

思えば、前年末に、いつものようにお節を手作りするため、毎日食材を買いに行き、台所に立っているのも長時間でした。その合間に、原稿の執筆をしたり、自分のサイトを更新したりするため、PC作業も長時間であった気がします。

整形外科の診断では、腰部脊柱管狭窄症とのことです。坐骨神経痛など、似たようなものが色々ありますが、脊柱管狭窄症は全く異なります。保存療法が一般的であり、手術に至るのは、1割程度とのことです。

私の場合は、とくに左側の太ももが痛いのですが、それは、腰の痛みから来ているそうであり、現に医者が腰を強く押したら、とても痛いです。また臀部も押したら、とても痛い箇所があり、2箇所にトリガーポイント注射(いわゆるブロック注射とは異なります)を打ってもらいました。その注射は、太ももには打てないそうです。医師は、3~4日に1回打てるというので、そのペースで通院していましたが、下記のサイトでは、週に1回が目安と書かれており、また寒さが厳しく、かえって症状が悪化することを恐れ、2月中旬からは、週に1回の通院にしました。3月上旬には、トリガーポイント注射自体をやめました。

 トリガーポイント注射とブロック注射の違い
 https://www.kaoru-pc.jp/nerveblock/injection06/

飲み薬は、初診の際には、ロキソニンなどを処方されただけでしたが、1週間後(1月17日)にタリージェという少し強い薬を最小量5mgから始めました。2週目(1月24日)には、それを10mgに増やしましたが、まだかなり痛いので、3週目(1月31日)からは、最大量15mgに増やしました。4週目(2月7日)以降も15mgを継続していましたが、やっと3月14日から10mgに減らしました。次回の診察で状況がよければ、さらに5mgに減らしていき、1週間後には、完全にやめることができますが、まだ予断を許しません。

 各薬の効果について
 https://hyakunen.or.jp/orthopedics/zakotsu/

他に貼り薬を処方されましたが、医師からは、1日1枚という指示しかありませんでした。そこで、ネット検索をしたところ、メーカーのサイトに注意書きがあるのを見つけました。私は、とくに前日に貼ったものを翌日の朝にはがし、肌を休めてから、昼頃に貼りなおすようにしています。ただし、効果は一時的であり、3月上旬にやめました。

 ロキソプロフェンNaテープ
 https://www.rad-ar.or.jp/siori/content/content_file/1224.pdf

さらに牽引マシーンがあり、通院のたびに、大きな機械に座らされて、10分程度自動で治療してくれます。最初のうちは、それによって、背骨が引っ張られて、少し気持ちよくなることもありましたが、最近は、あまり効果を感じないので、3月中旬にやめました。医師は、「痛みが残っている間は、皆さん続けています」というので、私が「患者の意見よりも、先生はどう思いますか」と訊いたところ、黙ってしまいました。下記のサイトに書いてあるように、牽引の効果が立証されていないことは、もう10年以上前に学会で報告されています。

 腰痛治療において牽引療法は有効か?
 https://www.toyotaorthopedicclinic.jp/report/3325

このまま改善の様子が見えず、むしろ悪化する場合は、MRI検査をするとのことですが、その結果次第では、手術もあり得るようです。手術自体も大変ですが、その後の入院期間は、1~2週間とのことであり、主夫としては、その対応にも苦慮することになります。また、手術後のリハビリや後遺症のリスクなどを考えたら、なるべく保存療法を勧めるのも理解できます。

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【日常生活】

ともかく痛いので、買物や通院のため外を歩く際には、杖(もともと家内のために買ったもの)を使い、歯を喰いしばって、数メートルないし数10メートル歩き、後述のヤンキー座りをして休み、また歩き始めています。家の中の移動も大変で、同じくヤンキー座りで休みながらです。これを「間欠性跛行」というそうです。

主夫をやめるわけにはいかないので、これまでほぼ毎日であった買い物を2日に1回にしました。つまり2日分の食料を買うよう変更しました。ビックカメラのサイトでショッピングカートを購入ましたが、届いた商品は、引手が短く、腰が痛くなるので、家にあったゴムバンド(マジックテープで輪にするもの)を2本使って引くようにしたところ、まずまずになりました。

このカートは、大部分のスーパーのショッピングカートに挟みこめますが、そのカートを引きながらでも、腰が痛くて、しゃがみこんでいました。おそらく歩行器があっても、駄目だったでしょう。しゃがみこみをやめたのは、ようやく3月中旬からです。

台所には、家内のために買った小さい丸椅子を置き、なるべく座って作業をしていました。いつもより作業に時間がかかるので、夕食の準備に2時間、食後の洗い物に2時間かかったことがあります。丸椅子をやめたのも、3月中旬頃です。その他、掃除や洗濯物干しなど、主夫としてやるべき仕事は続けています。

通院から2週間が過ぎ、まだかなり痛みがありましたが、1月下旬から、コルセットをしながら、1時間程度のPC作業を再開しました。自分のサイトの更新から始め、原稿の執筆も、少しずつ再開しています。頭の中には、構想が一杯あり、それを抑えきれなくなったというのが正直なところです。ただし、椅子に座っても、痛くて仕方がない時があります。

よく訊かれるのが「寝るときは、どうしているのか」という質問ですが、私の場合は、とくに左側の太もも付近が痛いので、右向きになって、足の間に別の枕を挟んで眠っています。寝返りを打って、左向きになったり、仰向けになることはできません。もう慣れました。しかし、一晩に1回くらいは、左足が痛くて眠れない時があり、七転八倒しています。今も腰の痛みのため、睡眠不足が続いています。

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【自分なりの工夫】

基本は、医師の指示に従うこと、自己流の治療法を控え、疑問点は医師に質問して確認することなどです。しかし、左手首の骨折の際とは異なり、今回は小さなクリニックであり、本来は医師の指導によるべきリハビリも、一人いる理学療法士にまかせっきりに近い状態です。その理学療法士が他の患者に話しているのを聞いていても、ネット情報の域を出ず、とくに自宅でやるべきトレーニングを具体的に指示しません。そこで私は、自分なりの工夫が必要だと考えました。

①医師から「股関節が全く開かない」言われたので、股関節を柔らかくするために、ヤンキー座りを積極的にするようにしました。実際のところ、腰痛の際にヤンキー座りをするのは必然であり、そうでなければ、また歩き始めることはできません。家の中で家事をする際にも、なるべく椅子を使わずに、ヤンキー座りをしています。医師からは「膝を傷めるからやめたほうがよい」と言われましたが、立ち上がる際は、杖やどこかにつかまるようにしています。4月に入り、ようやくヤンキー座りをしないで済むようになりました。

②医師から「痛みがひどい時は、無理に歩くな」と言われます。しかし、それでは通院や買物ができなくなります。歯を喰いしばっても歩いていたからこそ、快復に向かっているのであり、そうでなければ、寝たきりになっていたでしょう。

③医師から腰痛体操のチラシをもらい、指示どおり、朝昼晩の3回続けていたところ、かえって腰が痛くなるので、しばらくの間、やめていました。ようやく2月下旬頃から、朝晩2回のみ再開しています(チラシの説明でも、朝の起床時と夜の就寝時の2回と書いてあります)。この体操をしていると、背骨がボキボキというのを感じます。

腰痛体操のコツは、最近ようやく分かってきた気がします。全身の力を抜いて軽く行うこと、毎日続けること、深呼吸をすることなどです。かえって痛くなったのは、力が入りすぎていたのかもしれません。私の場合は、何週間もかけて様子をみながら、徐々に強度を上げていきました。

 腰痛体操のすすめ リンク
*監修者は同じですが、私がもらったチラシとは少し異なります。

④ 2月下旬に、右手のひらの左側面にしびれが出てきたので、医師に伝えたところ、「首が固い」と言うので、首のストレッチを始めました。下記のサイトを参考にしましたが、そこに書いてあるとおりではありません。医師は、「腰痛とは関係なく、頚椎症の影響だ」と言いますが、私は、少し疑っています。なぜなら、腰の痛みの緩和とともに、手のしびれも緩和されてきているからです。

⑤以前から行っていたストレッチとダンベルは、基本的に続けています。とくに手首は、骨折した箇所が固くなるといけないので、やめるわけにいきません。ただし、下半身のストレッチは、腰が痛いので、ふくらはぎとスクワットだけを軽くしています。

⑥コルセットは、医師も勧めるので、TPOに応じて使っていましたが、3月上旬頃から使うのをやめました。書斎の椅子を買い替えたり、PCスタンドを買ったことで、仕事の環境が良くなったことが一因ですが、何よりも症状が幾分軽くなってきたことによります。

⑦足湯は、バケツを使って、毎日2回ほど続けていました。足湯器などの器具を購入したわけではありません。足の冷えが良くなるにつれて、1日に1回にし、2月下旬には、かなり良くなったので、やめました。ただし、まだ足のしびれがあります。

⑧その他、ルームソックスやレッグウォーマーなどを買ったり、ともかく思いつく限りの工夫をしましたが、とても全部は書き切れません。

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【地獄からの生還】

座っても痛い、横になっても痛い、立っても痛い、歩いたら死ぬほど痛い、そういう地獄から一筋の光が見え始めたのは、3月中旬のことでした。通院の開始から2か月以上が経っていました。

薬だけ飲んでいても良くなるはずがありません。医師は「痛いなら歩くな」と言いますが、そのため病院にも行けず、リハビリに来なくなった人は、「寝たきりになったのだろう」の一言で済まされます。筋トレやストレッチは、以前から続けていたので、腰痛体操を軽めに、しかし毎日続いています。「継続は力なり」です。

3月14日(金)

まだ杖を使わないと歩けませんでしたが、診察では「家から300メートル離れた病院までノンストップで来れた」と言って、タリージェを15mgから10mgに減らしました。リマプロストは続けましたが、ロキソニンをやめ、牽引も断りました。貼り薬も1週間分で良いと言ったのですが、医師は3週間分出しました。

3月21日(金)

初めて杖なしで病院まで歩けたので、タリージェを5mgに減らしました。医師は、「本当に減らしてよいのか」と何度も訊きました。これまで治った人は一人もいないのではないか、と少し疑いました。減薬は、1週間の間隔を空ける必要があるので、来週の診察日に調子が良ければ(完全に痛みがなくなれば)、タリージェはなしになります。リマプロストは、さらに1週間続ける必要があるので、最終的に薬の服用をやめるのは、4月4日(金)になります(その後、1週間延ばされました)。

3月28日(金)


今日も杖なしで病院まで行きましたが、まだ痛みとしびれが残っています。ただ少し快復しつつあるので、その旨を医師に伝えたところ、「どうしますか?」と逆に質問されたので、驚きました。私は、「タリージェを5mg(最小量)に減らしても、快復傾向にある」と答え、その薬はやめることにしました。そうすると、医師は、リマプロスト(血流を良くする薬)を1週間ではなく2週間分出すので、その間に悪くならなければ、2週間後に来院するよう指示しました。

4月4日(金)

杖なしで歩けるようになってから、2週間が経ちました。歩く際の足の痛みと手足のしびれは残っていますが、これは、火・水・木の悪天候のため、食事を作り置きして、買物に出かけなかったせいだと思います。現に今日久しぶりに歩いたら、帰りのほうが少し快適でした。

4月12日(土)

昨日は、午前中に妻を調布の病院に連れて行ったりしたので(10週に1回、往復タクシーで1万円!)、自分の病院には行けませんでした(午後は主夫としての仕事があります)。今日は、薬を完全にやめることの確認、再発の場合のケアのお願いなどをするため、病院に行きましたが、診察待ちの患者が多かったので、キャンセルして帰ってきました。来週も病院に行くかどうかはわかりませんが、トレーニングは続け、馴染みの店に再び行けるようになることを目指します。

5月3日(土)

やっと4月15日(火)に病院に行きました。医者は、「リマプロスト(血流を良くする薬)は軽い薬だから、続けたらどうか」と散々勧めましたが、私は、すでに4月13日(日)に薬がなくなったこと、これ以上続けたくないことを申し出て、しぶしぶ医者に「経過観察」という診断を出させました。要するにもう病院には行かないので、医者は保険の点数稼ぎをすることができなくなり、私は「有難くない患者」ということになります。

ただし、その後も、朝6時に起床後、朝食と洗面の合間に、1時間以上、全身のストレッチと筋トレをするので、あっという間に8時になります。2時間ほど原稿執筆をした後、10時になったら、近くのスーパーに毎日買い物に出かけています。それだけで1時間以上はかかります。昼食の合間に掃除や原稿執筆などをして、3時半くらいからは夕食の準備を始めます。夕食は早く終わらせ、一服したら、30分程度、ストレッチをして、10時には防音ヘッドフォンをつけて就寝しています。

痛みとしびれは、少しずつしか良くなりません。原稿執筆は、1時間から2時間くらいしかできません(以前は4時間から5時間くらい連続でしていました)。以前は、風呂に入ると、立っていることができないほど、腰が痛みましたが、今は大丈夫です。薬をやめて2週間後くらいから、体調が戻り、夜中の頻尿などが収まりました。医者は「軽い薬」と言いますが、やめてよかったと思います。

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【その後の経過】

6月19日

坐骨神経痛の発症から半年以上が過ぎ、毎日トレーニングを続けていますが、まだ痛みとしびれが残っています。とくにスクワットは、10回~30回を毎日何度も繰り返し、1日計200回以上になるようにしました。これでも大の里の1日1000回には遠く及びませんが、太もものサイズは少し大きくなった気がします。トレーニングと並行して、買い物には、毎日出るようにしています。

7月27日

5月の連休中には、いつも通り、ドイツ宛の日本法図書の選書作業をして、その後、先方からも発注リストをもらいました。1月からコツコツ続けた中央ロー・ジャーナルの原稿は、5月末に脱稿し、2回の校正作業を終えましたが、再校で印刷所のミスがあったので、8月下旬に三校をお願いしました。その間に、『国際家族法〔第3版〕』の原稿も書き進めています。痛いとはいえ、少しずつ椅子に座る時間は増えてきています。

8月12日

以前は、周囲の人を安心させるために、「良くなった」と言ってましたが、実情は発症当時より「マシになった」程度です。杖をついていないだけであり、ずっと痛みとしびれを我慢して歩いています。それを顔に出さないだけです。

こういうことは、本人にしか分からないので、「良くなった」という言い方をやめることにしました。たしかに、最初の頃と比べたら、「マシになった」のですが、半年以上過ぎた今も、痛みとしびれに苦しめられ、毎日何時間もリハビリを続けているのでは、とても「良くなった」とは言えません。

10月24日

スクワットは、5月末から続け、9月末からようやく涼しくなったので、回数を増やしています。私の個人的な意見ですが、1日200回朝夕(50×2×2)では、現状維持であり、1日300回以上朝昼晩(50×2×3以上)に増やして、やっと改善の兆しがみえています。『国際家族法〔第3版〕』の原稿執筆も、かなり長い時間できるようになりました。ただし、まだ痛みを我慢しながらです。

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【長い付き合い】

2026年3月

もう2026年3月になり、発症から1年以上経ちましたが、いまだに朝晩1時間ずつ、計2時間のトレーニングを続けています。スクワットは、膝を痛めないように注意し、ストレッチは、今ではウェブなどに掲載されている図のとおりにできるようになりました。椅子に座る時間は長くなりましたが、腰痛に耐えながら、本の原稿を執筆しています。

少し気になったので調べたところ、脊柱管狭窄症(spinal canal stenosis)は、国の難病指定を受けているそうです。正確には、難病指定を受けているのは、「広範脊柱管狭窄症」です。 元巨人のクロマティが車椅子生活になり、リハビリに1000万円以上かかるので、クラウドファンディングを始めたとのことですが、それは、彼が日本国籍を有しないため、国から補助を受けることができないせいかもしれません。また、病状の程度には、差があり、早めにトレーニングを始めなかったので、悪化した可能性もあります。

これらは、すべて憶測ですが、そうならないためには、トレーニングしかないのだろうと思います。「暖かくなれば良くなるだろう」などと思っていたら、車椅子か寝たきりの生活にならざるを得ません。手術は、よほど悪化した場合だそうですが、そんな事態にはなりたくありません。

2026年5月末

今さらですが、2026年5月末にやっと『国際家族法〔第3版〕』を脱稿し、打合せと打上げを兼ねて、編集担当者と会ったところ、ぎっくり腰が酷いというので、改めてスクワットのやり方を考えてみました。脊柱管狭窄症は、ぎっくり腰とは全く異なりますが、腰痛という意味では、職業病と言えるでしょう。

私自身は、脱稿間近ということもあり、以前にように、1日300回ではなく、朝晩2回、各70回~80回程度、1日150回くらいを目安にスクワットをしています。最も注意するのは、膝を痛めないことです。

「足幅は、肩幅程度で、つま先の方向はやや外に向ける」ということがよく言われており、その通りだと思います。足幅を広げたら、スクワットは楽ですが、膝を痛めます。つま先をやや外に向けるのも、膝を痛めないためです。

他にも色々、筋トレやストレッチをしていますが、その中で重要なのは、仰向けに寝て、「片脚挙げ体操」をすることです。要するに、整体院で整体師が患者の脚を上げていますが、それを自分でやるということです。

さらに、古い厚手の靴下の先を切って、それを履いて眠るのも効果があります。最初から先を切った靴下も売っていますが、自分で古い靴下を切っても、ほつれてきません。下記のサイトでは、切り口を縫っていますが、眠る際に使うだけであれば、それも必要ありません。冬の間は、ずっとこの靴下を履いていましたが、暖かくなったので、全面的に止めたら、夜中に足をつることが多く、再び眠る際にだけ履くようになりました。夜中に足がつる人には、お勧めです。

2026年夏

私たちにとって、椅子の選び方は、大袈裟にいえば、死命を決すると言えます。なぜなら、1日に10時間以上は、椅子に座っていなければ、仕事にならないからです。

若い頃は、どんな椅子でも長時間座ることができましたが、50歳を過ぎた頃から椅子に悩むようになりました。札幌から東京に移った頃です。そこで最初に目を付けたのが「アユールチェア」です。見かけは小さいですが、いわゆる坐骨座りを推奨する椅子であり、大学の研究室と自宅の書斎の両方に置きました。

小さな椅子だと言ったら、病院や薬局で置いている丸椅子だと思う人がいますが、全く違います。私が購入した頃は、1脚1万円くらいでしたが、今は5万円以上するようです。最初は、普通の椅子と併用していましたが、腰痛が酷くなると、このアユールチェアのほうが仕事がはかどります。

なお、2025年末に一度「寛解宣言」をしましたが、撤回します。一時的に足の痺れなどが無くなりましたが、1か月もしないうちに、足の痺れ、腰の痛み、それに伴う睡眠不足などが再発し、半年以上が過ぎた今も、それらと闘っています。もちろん手をこまねいているのではなく、毎日のトレーニングを続け、かつ工夫を凝らしているので、少しは改善しつつありますが、基本的には変わりありません。

2026年9月14日

今日、定期健診の結果を聞きに、内科を訪れたところ、文藝春秋に脊柱管狭窄症の記事が掲載されていました。ダイジェストは、以下に掲載されています。
 https://bunshun.jp/articles/-/86444

筆者のノンフィクション作家は、手術を勧めていますが、この人の場合は、重症化しており、手術以外の選択肢がなかったのかもしれません。私のように地道にトレーニングをするのでは、記事にならないこともあるのでしょう。

脊柱管狭窄症の患者数は、500万人以上いると推定されています。高齢化が関係しているのかもしれません。また筆者は、身長が縮んだとも書いていますが、私の場合は、1メートル76センチを維持しています。
 推計患者数500万人
 https://www.moneypost.jp/1402319
 身長が縮んだ!と感じた方へ
 https://www.do-yukai.com/medical/190.html

ついでに言えば、腰痛体操は、要するに腹筋を鍛えることを目的とするので、毎日朝晩1時間ずつ続けていたら、ズボンがずり落ちそうになり、ベルトを1センチくらい切りました。一時期は、80キロくらいあった体重も、今は65キロしかありません。病気ではなく、トレーニングの成果だと信じています。定期健診の結果も良好でした。ただし、理由もなく体重が減った人は、要注意です。
 原因不明の体重減少から考えられる病気とは?
 https://oshiete-gan.jp/lymphoma/concerns/symptoms/weight.html

2026年9月末

『国際家族法〔第3版〕』がやっと校了になりました。思えば、32冊目の本を出版したのが2024年末であり、その後にこの33冊目の本の執筆にとりかかったので、私の脊柱管狭窄症と一緒に苦しみを分かち合った本と言えます。本自体は、10月出版予定ですが、脊柱管狭窄症のほうは治りそうにありません。

毎日朝晩1時間ずつトレーニングを続け、2日に1回買物に出かけていますが、いまだに夜眠る際は、腰の痛みから仰向けになれず、ほぼ毎日のように「こむら返り」に苦しんでいます。最近の天候不順のため、薄いタオルケットにするのか、暑い羽毛布団にするのかを迷っており、夜中に布団を替える日々が続いています。そこでネット検索をしてみたところ、以下のサイトを見つけました。

こむら返りと腰部脊柱管狭窄症の関係とは?
https://naruoseikei.com/blog/2025/04/LSS-cramp.html
足を高くして寝るのは効果的?注意点を理解して取り入れるか検討しよう
https://nishikawa-nemrium.jp/column/4316/

一部はすでに実践済みですが、一部は新しい発見もありました。私と同じか、それよりも高齢の人は、脊柱管狭窄症に悩んでいたり、若い人も坐骨神経痛に悩んでいたりする可能性があるので、お知らせする次第です。

2026年10月初旬

10月5日に上記の本が納品され、翌日は編集担当者との打上げがあり、その前にスイス国際私法のプリントアウトなどのため、都心キャンパスに行きました。その際に様々な人に会って、私の脊柱管狭窄症の具合について、ご心配頂きましたが、当のご本人が病気を抱えており、そちらのほうが心配になりました。

まず、「病気になったら安静にする」とか、「医師の指示に従う」と言いますが、これらは、私の経験上、眉唾です。たとえば、私の場合は、心臓病ではありませんが、心臓病の人もある程度の運動はしたほうが良いそうです。
https://www.jhf.or.jp/check/heart_failure/14/
https://mincli-heart.com/blog/blog-247/

私自身も、脊柱管狭窄症以外に、様々な運動をしていますし、眼の瞼が下がってきているので、意識的に目を見開く訓練をしています。老齢になったら、むしろ若い頃よりも、意識的に運動をしたほうが良いと思っています。

また医者は、対症療法的に痛い場合には、痛み止めなどの治療はしますが、根本的な治療は行いません。なぜなら、根本的な治療をされたら、患者が来なくなり、病院の運営が危うくなるからです。しかし、患者にとっては、病院に通っているだけでは、良くなるどころか、悪化の一方を辿り、やがて寝たきりになります。

せっかくスマホが普及しても、運動について検索する人は少ないようですが、私は、それぞれの症状に応じた実践的な運動を検索する必要性を感じています。

ちなみに、俗説としては、「高齢者は風呂好き」というものがあります。少しネットを検索すれば、「高齢者が風呂に入りたがらない事例」が山のようにヒットします。
 https://selrea.co.jp/life/life40/
 https://kaigo.alsok.co.jp/care_story/archives/104

様々な理由が書いてありますが、「誰が風呂掃除をするのか」という問題が最大だと思っています。我が家では、5年以上前から、妻の具合が悪く、私が定期的に風呂掃除をしています(2回に1回は追い炊きで済ませます)。我が家のように無駄に大きい風呂では、掃除に30分以上かかり、重労働です。脊柱管狭窄症も加わって、苦労しますが、早死にしたくないので、風呂掃除を続けています。

「高齢者は風呂好き」という俗説を信じて、自分はシャワーで済ませていることを自慢する高齢者もいますが、それは、単に風呂掃除が面倒なだけだと思います。


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