奥田メモに戻る坐骨神経痛の記録【病歴】【今回の症状】【手術のリスク】【日常生活】【ネット情報】 【自分なりの工夫】【地獄からの生還】 2025年1月3日頃から腰が痛み始め、翌週には歩くのも大変になりました。9日夜には、夜中に目が覚めるほど痛かったので、翌10日、自宅から300メートル先にある整形外科に30分(通常は5分!)かけて行ったところ、坐骨神経痛(腰部脊柱管狭窄症)という診断を受けました。いまだ完治していませんが、記録として残しておきます。 【病歴】 腰痛は、10年以上前に、一度ひどくなり、同じ整形外科を受診したことがあります。その際は、コルセットと貼り薬を処方されただけでした。法科大学院には、普通に通勤し、授業や原稿の執筆を休むことはありませんでしたが、ソファに座ることはできず、夕食後も、食堂の椅子に座ったままでした。しかし、病院で再診を受けるまでもなく、いつのまにか完治していました。 また6年ほど前ですが、首の痛みがひどくなり、夜も眠れないくらいになったので、駅前の別の整形外科を受診し、頚椎症という診断を受けました。医師は、「メディカルスキャニング」という別の施設を紹介し、CT・MR画像を撮ったのですが、結局のところ、「頸椎の手術はできないので、痛み止めを飲み続けるしかない」と冷たく言い放ちました。私は、憤慨して、「他の治療方法はないのか」と訊いたところ、「首周りの筋肉を鍛えるしかない」というので、通院をやめ、ひたすら腕立て伏せとダンベルでトレーニングを続けたところ、いつしか首の痛みはなくなっていました。なお、画像のCD-ROMは、医師から返してもらい、今も持っています。 TOPに戻る 【今回の症状】 今回の症状は、それとは比べ物になりません。単なる腰痛とは異なります。1月10日に、初めて受診した際には、身体全体がこわばっており、「股関節が全く開かない」と言われました。足先の冷えが酷く、全く感覚がないことにも気づきました。 思えば、前年末に、いつものようにお節を手作りするため、毎日食材を買いに行き、台所に立っているのも長時間でした。その合間に、原稿の執筆をしたり、自分のサイトを更新したりするため、PC作業も長時間であった気がします。 整形外科の診断では、腰部脊柱管狭窄症とのことです。梨状筋症候群など、似たようなものが色々ありますが、それらは、極めて稀だそうです。また、保存療法が一般的であり、手術に至るのは、1割程度とのことです。 私の場合は、とくに左側の太ももが痛いのですが、それは、腰の痛みから来ているそうであり、現に医者が腰を強く押したら、とても痛いです。また臀部も押したら、とても痛い箇所があり、2箇所にトリガーポイント注射(いわゆるブロック注射とは異なります)を打ってもらいました。その注射は、太ももには打てないそうです。医師は、3~4日に1回打てるというので、そのペースで通院していましたが、下記のサイトでは、週に1回が目安と書かれており、また寒さが厳しく、かえって症状が悪化することを恐れ、2月中旬からは、週に1回の通院にしました。3月上旬には、トリガーポイント注射自体をやめました。 トリガーポイント注射とブロック注射の違い https://www.kaoru-pc.jp/nerveblock/injection06/ 飲み薬は、初診の際には、ロキソニンなどを処方されただけでしたが、1週間後(1月17日)にタリージェという少し強い薬を最小量5mgから始めました。2週目(1月24日)には、それを10mgに増やしましたが、まだかなり痛いので、3週目(1月31日)からは、最大量15mgに増やしました。4週目(2月7日)以降も15mgを継続していましたが、やっと3月14日から10mgに減らしました。次回の診察で状況がよければ、さらに5mgに減らしていき、1週間後には、完全にやめることができますが、まだ予断を許しません。 各薬の効果について https://hyakunen.or.jp/orthopedics/zakotsu/ 他に貼り薬を処方されましたが、医師からは、1日1枚という指示しかありませんでした。そこで、ネット検索をしたところ、メーカーのサイトに注意書きがあるのを見つけました。私は、とくに前日に貼ったものを翌日の朝にはがし、肌を休めてから、昼頃に貼りなおすようにしています。ただし、効果は一時的であり、3月上旬にやめました。 ロキソプロフェンNaテープ https://www.rad-ar.or.jp/siori/content/content_file/1224.pdf さらに牽引マシーンがあり、通院のたびに、大きな機械に座らされて、10分程度自動で治療してくれます。最初のうちは、それによって、背骨が引っ張られて、少し気持ちよくなることもありましたが、最近は、あまり効果を感じないので、3月中旬にやめました。医師は、「痛みが残っている間は、皆さん続けています」というので、私が「患者の意見よりも、先生はどう思いますか」と訊いたところ、黙ってしまいました。下記のサイトに書いてあるように、牽引の効果が立証されていないことは、もう10年以上前に学会で報告されています。 腰痛治療において牽引療法は有効か? https://www.toyotaorthopedicclinic.jp/report/3325 TOPに戻る 【手術のリスク】 このまま改善の様子が見えず、むしろ悪化する場合は、MRI検査をするとのことですが、その結果次第では、手術もあり得るようです。 寝たきり状態になるほどの腰痛を繰り返されている70代女性 https://nonaka-lc.com/blogs/achievement-2023-4-6/ 腰部脊柱管狭窄症のあれこれ ― 手術すべきかどうか https://www.takedahp.or.jp/ijinkai/blog/2019/08/30/post-308/ 手術自体も大変ですが、その後の入院期間は、1~2週間とのことであり、主夫としては、その対応にも苦慮することになります。また、手術後のリハビリや後遺症のリスクなどを考えたら、なるべく保存療法を勧めるのも理解できます。 腰部脊柱管狭窄症の手術時間など リンク 腰部脊柱管狭窄症の手術費用と入院期間 https://fuelcells.org/topics/20735/ 腰部脊柱管狭窄症の術後リハビリテーション https://clinic.adachikeiyu.com/3802 腰部脊柱管狭窄症の手術後の後遺症 https://sincellclinic.com/column/fA3AnnQx 最近は、セルゲル法やフローレンス法などの最先端治療を売りにするクリニックもありますが、保険外治療であるため、100万円以上かかるそうです。 https://ilclinic.or.jp/ このような保険外治療のデメリットを理由に、保険治療しか行わないと宣言する病院もあります。 https://yokohama-sekitsui.jp/2024/06/05/ TOPに戻る 【日常生活】 ともかく痛いので、買物や通院のため外を歩く際には、杖(もともと家内のために買ったもの)を使い、歯を喰いしばって、数メートルないし数10メートル歩き、後述のヤンキー座りをして休み、また歩き始めています。家の中の移動も大変で、同じくヤンキー座りで休みながらです。これを「間欠性跛行」というそうです。 間欠性跛行とは? https://nonaka-lc.com/blogs/dissertation-2024-04-16/ 長い距離が歩けない https://www.tokyo-itoortho.jp/arukenai/ *国際私法でも「跛行的法律関係」という言葉を使い、拙著『国際家族法〔第2版〕』では、頻繁に出てきます。 主夫をやめるわけにはいかないので、これまでほぼ毎日であった買い物を2日に1回にしました。つまり2日分の食料を買うよう変更しました。ビックカメラのサイトでショッピングカートを購入ましたが、届いた商品は、引手が短く、腰が痛くなるので、家にあったゴムバンド(マジックテープで輪にするもの)を2本使って引くようにしたところ、まずまずになりました。 このカートは、大部分のスーパーのショッピングカートに挟みこめますが、そのカートを引きながらでも、腰が痛くて、しゃがみこんでいました。おそらく歩行器があっても、駄目だったでしょう。しゃがみこみをやめたのは、ようやく3月中旬からです。 台所には、家内のために買った小さい丸椅子を置き、なるべく座って作業をしていました。いつもより作業に時間がかかるので、夕食の準備に2時間、食後の洗い物に2時間かかったことがあります。丸椅子をやめたのも、3月中旬頃です。その他、掃除や洗濯物干しなど、主夫としてやるべき仕事は続けています。 通院から2週間が過ぎ、まだかなり痛みがありましたが、1月下旬から、コルセットをしながら、1時間程度のPC作業を再開しました。自分のサイトの更新から始め、原稿の執筆も、少しずつ再開しています。頭の中には、構想が一杯あり、それを抑えきれなくなったというのが正直なところです。ただし、椅子に座っても、痛くて仕方がない時があります。左側の坐骨結節の箇所です。 よく訊かれるのが「寝るときは、どうしているのか」という質問ですが、私の場合は、とくに左側の太もも付近が痛いので、右向きになって、足の間に別の枕を挟んで眠っています。寝返りを打って、左向きになったり、仰向けになることはできません。もう慣れました。しかし、一晩に1回くらいは、左足が痛くて眠れない時があり、七転八倒しています。3月下旬くらいからは、仰向けに眠れるようになりました。 TOPに戻る 【ネット情報】 ネット情報は山ほどあります。以下は、私が参考になったと思うものをセレクトしました。 坐骨神経痛とは? https://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200807/clinic.htm *私の場合は、レントゲンを撮っただけですが、「たぶん腰部脊柱管狭窄症」だろうということです。正確には、大病院でMRI検査などが必要だといわれました。 死ぬほど痛い坐骨神経痛で気をつけること https://sincellclinic.com/column/oR5dVP0J *多くの医師は、保存療法を優先させます。神経ブロック注射は、ストレッチャーで運ばれて、1時間くらい休まないと帰宅できないそうです。ましてや手術や再生医療(保険外)は、上記のとおりリスクがあります。私の通院したクリニックは、慈恵医大第三病院(狛江市)が提携先のようであり、50年以上経過したので、今年の秋からリニューアル、2026年1月にオープン、外装まで済むのは2027年の予定だそうです。 坐骨神経痛でやってはいけないこと9つ https://fuelcells.org/topics/19036/ *とくに気をつけているのは、以下のとおりです。 ・長時間の座りっぱなしは良くない→PC作業は1時間程度にして、休みを入れています。 ・間違ったサイズの椅子に座らない→書斎の椅子は買い換えました。リビングのソファは、いずれにせよ先日まで腰が痛くて、座れませんでした。 ・柔らかすぎるマットレスで寝ない→寝室は、日本ベッドのスプリングのきいたマットレスですが、それでも先日まで痛くて、あまり眠れませんでした。リビングのソファも、固めですが、先日まで腰が痛くて、横になれませんでした。 坐骨神経痛の時の座り方とは? Link *先日、鼻アレルギーの薬を処方してもらうため、自転車でかかりつけの内科まで行きました。病院の待合には、いろんな高さの椅子があるので、すべて試してみましたが、高い椅子は、15分くらいしたら、腰が痛くなりました。低い椅子なら大丈夫なのですが。 お風呂に入ると坐骨神経痛が悪化するのはなぜ? https://office-matsuo.com/blog/sciatica-worsening/ *大事なのは、「お風呂上がりには軽いストレッチを取り入れて、筋肉をほぐすことを心がけましょう」という箇所です。 坐骨神経痛の症状で見る回復の経過 https://www.karada119.jp/article/13274629.html ・坐骨神経痛の急性・炎症期 ・坐骨神経痛症状|急性・炎症期 ・坐骨神経痛症状の慢性期 ・坐骨神経痛症状の回復期 ・坐骨神経痛症状の完治 *私の場合は、最初の2つだけで2か月以上続きました。今は、第3か第4の段階だと思います。なお、保存療法ですから、再発することがあり、骨を削ったりするなど、根本治療をしていないので、「完治」というより「寛解」というべきでしょう。 https://kokoro.mhlw.go.jp/glossaries/word-1532/ https://www.aozoraclinic.com/index.php?QBlog-20230730-2 寛解は、がん治療で良く使われますが、他の病気でも使う言葉です。 TOPに戻る 【自分なりの工夫】 基本は、医師の指示に従うこと、自己流の治療法を控え、疑問点は医師に質問して確認することなどです。しかし、左手首の骨折の際とは異なり、今回は小さなクリニックであり、本来は医師の指導によるべきリハビリも、一人いる理学療法士にまかせっきりに近い状態です。その理学療法士が他の患者に話しているのを聞いていても、ネット情報の域を出ず、とくに自宅でやるべきトレーニングを具体的に指示しません。そこで私は、自分なりの工夫が必要だと考えました。 ①医師から「股関節が全く開かない」言われたので、股関節を柔らかくするために、ヤンキー座りを積極的にするようにしました。実際のところ、腰痛の際にヤンキー座りをするのは必然であり、そうでなければ、また歩き始めることはできません。家の中で家事をする際にも、なるべく椅子を使わずに、ヤンキー座りをしています。医師からは「膝を傷めるからやめたほうがよい」と言われましたが、立ち上がる際は、杖やどこかにつかまるようにしています。4月に入り、ようやくヤンキー座りをしないで済むようになりました。 ヤンキー座りが腰痛に効くのは神経の管を広げる働きもある リンク ヤンキー座り=アジアンスクワット=ディープスクワット https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1236130?page=2 https://note.com/guest_iwasawa/n/na79f901f1ba9 ②医師から「痛みがひどい時は、無理に歩くな」と言われます。しかし、それでは通院や買物ができなくなります。歯を喰いしばっても歩いていたからこそ、快復に向かっているのであり、そうでなければ、寝たきりになっていたでしょう。その意味では、下記のサイトで「歩かないほうがいい場合」と書いているのは、少し疑っています。 坐骨神経痛は歩いたほうがいい? https://fuelcells.org/topics/46165/ ③医師から腰痛体操のチラシをもらい、指示どおり、朝昼晩の3回続けていたところ、かえって腰が痛くなるので、しばらくの間、やめていました。ようやく2月下旬頃から、朝晩2回のみ再開しています(チラシの説明でも、朝の起床時と夜の就寝時の2回と書いてあります)。この体操をしていると、背骨がボキボキというのを感じます。 腰痛体操のコツは、最近ようやく分かってきた気がします。全身の力を抜いて軽く行うこと、毎日続けること、深呼吸をすることなどです。かえって痛くなったのは、力が入りすぎていたのかもしれません。私の場合は、何週間もかけて様子をみながら、徐々に強度を上げていきました。 腰痛体操のすすめ リンク *監修者は同じですが、私がもらったチラシとは少し異なります。 ④ 2月下旬に、右手のひらの左側面にしびれが出てきたので、医師に伝えたところ、「首が固い」と言うので、首のストレッチを始めました。下記のサイトを参考にしましたが、そこに書いてあるとおりではありません。医師は、「腰痛とは関係なく、頚椎症の影響だ」と言いますが、私は、少し疑っています。なぜなら、腰の痛みの緩和とともに、手のしびれも緩和されてきているからです。 首のストレッチ https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/314/ ⑤以前から行っていたストレッチとダンベルは、基本的に続けています。とくに手首は、骨折した箇所が固くなるといけないので、やめるわけにいきません。ただし、下半身のストレッチは、腰が痛いので、ふくらはぎとスクワットだけを軽くしています。 ⑥コルセットは、医師も勧めるので、TPOに応じて使っていましたが、3月上旬頃から使うのをやめました。書斎の椅子を買い替えたり、PCスタンドを買ったことで、仕事の環境が良くなったことが一因ですが、何よりも症状が幾分軽くなってきたことによります。 コルセットを正しく使って腰痛改善!使用方法と注意点について https://yotsu-doctor.zenplace.co.jp/media/treatment_list/3010/ コルセットは寝るとき外すべき? https://yotsu-doctor.zenplace.co.jp/media/treatment_list/4156/ ⑦足湯は、バケツを使って、毎日2回ほど続けていました。足湯器などの器具を購入したわけではありません。足の冷えが良くなるにつれて、1日に1回にし、2月下旬には、かなり良くなったので、やめました。ただし、まだ少し足のしびれがあります。 「足湯」のススメ https://kirei.attenir.co.jp/articles/115 ⑧その他、ルームソックスやレッグウォーマーなどを買ったり、ともかく思いつく限りの工夫をしましたが、とても全部は書き切れません。 https://www.gunze.jp/kigocochi/article/1k201901-11/ *寝る時は、靴下よりレッグウォーマーのほうが良いです。一度洗ってから着用すれば、締め付け過ぎず、寒い日も快適です。 TOPに戻る 【地獄からの生還】 座っても痛い、横になっても痛い、立っても痛い、歩いたら死ぬほど痛い、そういう地獄から一筋の光が見え始めたのは、3月中旬のことでした。通院の開始から2か月以上が経っていました。 薬だけ飲んでいても良くなるはずがありません。医師は「痛いなら歩くな」と言いますが、そのため病院にも行けず、リハビリに来なくなった人は、「寝たきりになったのだろう」の一言で済まされます。夫が坐骨神経痛になり(原因は色々ですが)、寝たきりになっても、奥さんが元気であれば、面倒を看てくれますが、私は、幸か不幸か主夫の仕事があり、それは許されません。 筋トレやストレッチは、以前から続けていたので、腰痛体操を軽めに、しかし毎日続いています。医師は「急激にやったら痛くなる人がいる」と言いますが、ミスリーディングです。ウェブサイトでは、健康そうな人の写真を掲載し、医師がくれたチラシでは、イラストを描く人の都合があって、恰好良くしています。しかし、坐骨神経痛の人が真似をしたら、誰でも体操後にとんでもない痛みが襲います。恰好が悪くても、あくまで軽めに、しかし毎日続けることがコツだと気づきました。「継続は力なり」です。 3月14日(金) まだ杖を使わないと歩けませんでしたが、診察では「家から300メートル離れた病院までノンストップで来れた」と言って、タリージェを15mgから10mgに減らしました。リマプロストは続けましたが、ロキソニンをやめ、牽引も断りました。「痛い人は、皆さん牽引をしています」と医師が言うので、「患者の意見ではなく、先生はどう思うのですか」と言ったところ、医師は黙り込んでしまいました。前述のとおり、10年以上前に「牽引の効果は疑わしい」という報告が学会であったようです。それを裏付ける形です。貼り薬も1週間分で良いと言ったのですが、医師は3週間分出しました。 3月21日(金) 初めて杖なしで病院まで歩けたので、タリージェを5mgに減らしました。医師は、「本当に減らしてよいのか」と何度も訊きました。これまで治った人は一人もいないのではないか、と少し疑いました。減薬は、1週間の間隔を空ける必要があるので、来週の診察日に調子が良ければ(完全に痛みがなくなれば)、タリージェはなしになります。リマプロストは、さらに1週間続ける必要があるので、最終的に薬の服用をやめるのは、4月4日(金)になります(その後、1週間延ばされました)。 3月28日(金) 今日も杖なしで病院まで行きましたが、まだ痛みとしびれが残っています。ただ先週の金曜以来、毎朝起きる度に、少しずつ快復に向かっているのが実感できるので、その旨を伝え、医師に意見を求めたところ、「どうしますか?」と逆に質問されたので、驚きました。私は、「タリージェを5mg(最小量)に減らしても、快復傾向にある」と答え、その薬はやめることにしました。そうすると、医師は、リマプロスト(血流を良くする薬)を1週間ではなく2週間分出すので、その間に悪くならなければ、2週間後に来院するよう指示しました。ともかく痛みがゼロにならなければ、薬を続けることになるようです。 4月4日(金) 杖なしで歩けるようになってから、2週間が経ちました。この1週間も、快復傾向にあるので、病院に行きませんでした。歩く際の足の痛みと手足のしびれは、少し残っていますが、これは、火・水・木の悪天候のため、食事を作り置きして、買物に出かけなかったせいだと思います。現に今日久しぶりに歩いたら、帰りのほうがむしろ快適でした。明日からも毎日歩いて、最終的に完治(寛解)を目指します。 4月12日(土) 昨日は、午前中に妻を調布の病院に連れて行ったりしたので(10週に1回、往復タクシーで1万円!)、自分の病院には行けませんでした(午後は主夫としての仕事があります)。今日は、薬を完全にやめることの確認、再発の場合のケアのお願いなどをするため、病院に行きましたが、診察待ちの患者が多かったので、キャンセルして帰ってきました。足の痛みや手足のしびれは、もうほとんどありません。来週も病院に行くかどうかはわかりませんが、トレーニングは続け、痛みやしびれが完全になくなり、馴染みの店に再び行けるようになることを目指します。 TOPに戻る --------------------------------------------------- Copyright (c) 2025 Prof. Dr. Yasuhiro Okuda All Rights Reserved |
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