第17回九州吹奏楽コンクール予選鹿児島県大会


Aの部鹿児島県代表 鹿児島市立城西中学校吹奏楽部 (指揮:山路 勝) 西部大会銀賞
課題曲:シンコペーテッド・マーチ「明日に向かって」 (岩井直溥)
自由曲:
シンフォニア・ノビリッシマ (R.ジェイガー) この年の西部大会は、沖縄復帰記念大会となり、那覇市民会館で行われた。西部大会は、北九州の響南中学校と、沖縄の真和志中学校の一騎討ちとなり、地元、沖縄の真和志中学校が、「トッカータとフーガニ短調」を鮮やかに名演して、代表をゲット。全日本コンクールでも、同道の金賞を受賞した。鹿児島大会は、それまで第一鹿屋中、宮之城中、阿久根中等、地方の中学校が代表を獲得して来たが、鹿児島市内でも有数のマンモス校、城西中が、Aの部の代表をゲット。新たな時代の到来を思わせる、節目となるコンクールだった。

その他のAの部出場校
鹿屋市立第一中学校/
王宮の花火の音楽(ヘンデル)
宮之城町立宮之城中学校/
序曲変ロ長調(ジョバンニーニ)
伊集院町立伊集院中学校/
交響詩「フィンランディア」(シベリウス)
阿久根市立阿久根中学校

Bの部鹿児島県代表 鹿児島市立谷山中学校吹奏楽部 (指揮:櫛下卓志) 西部大会金賞
自由曲:
皇帝への頌歌 (JOHN.J.MORRISSEY) Bの部の代表となったのは谷山中。しかし、Aの部にでても代表を争うようなサウンドと音楽作りを聴かせたのが記憶に残っている。翌年から、Bの部の代表というのがなくなると、案の定、あっさりと、大編成代表の仲間入りを果たす事になるのである。しばらく、鹿児島での黄金時代を築き、90年代になって、何度か全日本に出場する等、鹿児島を代表する中学校バンドとして、活躍する事になる。その栄光の歴史は、この年からスタートした。

Aの部鹿児島県代表 鹿児島県立中央高等学校吹奏楽部 (指揮:長瀬義人) 西部大会銀賞
課題曲:シンフォニック・ファンファーレ (三沢栄一)
自由曲:
マスク (W.F.マクベス)
Bの部鹿児島県代表 鹿児島県立出水商業高等学校吹奏楽部 (指揮:塩入千尋) 
自由曲:
バンドの為の民話 (J.A.カウデル)