著作一覧に戻る Return to Publictions Elgar Encyclopedia of Asian LawEdited by Sarah Biddulph, Director of the Asian Law Centre, Melbourne Law School and Kathryn Taylor, Manager of the Asian Law Centre and the Centre for Indonesian Law, Islam and Society, Melbourne Law School, University of Melbourne, AustraliaPublication Date: July 2026 ISBN: 978 1 03532 542 9 Extent: c 2900 pp Japan: International Law by Yasuhiro Okuda 2025年末に最終校正が終わりました。英語で書きましたが、いろいろ経験したことがあるので、日本語で紹介します。 最初に執筆依頼があったのは、私がまだ退職する前の2022年でした。メルボルン大学に滞在経験のあるデルナウア教授の推薦であり、International Lawの項目執筆でしたが、国際私法を書くということで引き受けました。 最初は、本のタイトルも、 Elgar Concise Encyclopedia of Asian Lawとされ、字数が少なく、苦労の末、2000字程度の原稿を送りました。 ところが、その後、タイトルからConciseが削除され、項目執筆の字数が倍増したので、原稿を書き直すよう言ってきたのです。私が若干の書き直しをして、返送したところ、たくさんのコメントが付いたWORDファイルが届き、とくに引用を詳しくするよう求められました。 2024年末に”final version”と称して、PDFが届きましたが、その際には、WORDの修正リストを送り、先方からも了解の旨の返信がありました。ところが、今回届いたファイルでは、それらの修正が全く反映されておらず、PDFを直接修正しろというのです。 英語版のPDFの修正方法を説明したファイルが添付されていましたが、私が普段使っている日本語版のPDFとはレイアウトが異なり、自分で検索しました。アクロバットリーダーのサイトでも説明していますが、分かりづらいので、別のサイトへのリンクを貼ります。 https://dekiru.net/article/20060/ 英語版のPDFの修正画面とは異なりますが、これに従って、日本語版のPDFを修正し、先方に送りました。先方では、英語で表示されているはずです。お蔭様でやっと私の修正が反映されたファイルが届き、無事に校正を終えることができました。 私の従来の経験では、海外の雑誌に寄稿した場合、校正はWORDファイルで行い、変更履歴を残したファイル(Track Changes)を返送して対応していました。PDFを無料で直接修正できるとは知らなかったので、皆様にお伝えする次第です。 紙バージョンの本は、2026年7月出版予定とのことですが、オンラインバージョンは、間もなく公開されるそうです。私たち分担執筆者は、無料で閲覧できますが、一般の読者は有料であり、研究費などで落とせる方は、紙バージョンの購入を勧めます。 https://www.elgaronline.com/page/Law 海外のEncyclopediaは、一般向けのものでも、詳しい文献引用があります。日本の百科辞典とは異なります。日本では、国際法学会の『国際関係法辞典』でさえも、文献引用はありません。そのため、事典ではなく辞典というタイトルになっているのだと思いますが、使い勝手は全く異なります。私は、自分の『国際家族法』や『国際財産法』でも、Max Planck Encyclopedia of European Private Lawを欧州私法エンサイクロペディアという略語で引用しています。それだけ信頼できるということです。 -------------------------------------------------- Copyright (c) 2025 Prof. Dr. Yasuhiro Okuda All Rights Reserved |
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