DISCOGRAPHY PAGE
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Discography(1993-2014)
1991年に始めてレコーディングをしたのですが、きっかけは、高校時代に作ったフォークソングを楽曲としてまとめたい、ということからでした。当時は、DAT(デジタルオーディオテープ)レコーダーを2台使って録音したものを重ねていくという原始的な手法でした。リズムを合わせるのも難しくて、更にドラムス音源はヤマハのポーターサウンドというおもちゃ的なキーボードについている単調なもの。それが友人から譲り受けたシーケンサー付のキーボードを使ったものに発展して、少しマシなものになりました。2012年に26年勤めた会社を退職した後、DAWソフトを購入してから現在の手法での制作になりました。それでも自分の技量では、なかなか思うようなものにはなりませんでした。それでも、自分の音楽の歴史として残しておきたくて、制作を続けてきました。好みのジャンル、同等レベル以上の演奏技量、制作意欲、そして時間が合う仲間はなかなか見つからず、その結果として全てを自分一人の力で作り上げる、ということで、今までやってきています。2012年以来最初は3年間で4枚のアルバム制作をしましたが、2016年以降は、塾の講師業に試行錯誤の毎日で、アルバムとしてまとめ上げるのに予想以上に時間を費やしました。でもまだやってみたい曲はあるので、続けて行きたいと思う今日この頃です。
このページでは、初期に制作したアルバムを紹介させていただきます。音源についてもお聴きいただけるようになりました。但し、演奏も録音手法もまだ未熟過ぎて聞くに堪えないかもしれません。各アルバムジャケットをクリックするとリンク先にアクセスして曲をお聴きいただけます。 尚、コメントは掲載当時の物です。(2019.02.15)
information
楽器を演奏する方や強い関心を持つ方は、容易にベースの音を聞き分けたりできるのですが、普段何気に音楽を聴いている方は、ベースの音ってボンボンくらいにしか聴こえていないことって少なくありません。裏方的な楽器ですが、低音のない音楽ってものすごく軽い感じのものになってしまいます。フォークやロック系の曲では、2フィンガーと呼ばれる指弾きかヒ°ックで弾くものが大半ですが、フュージョン系では、スラッフ°(私はチョッパーと今でも呼びますが)奏法の曲も多く、結構目立ちます。ンペンペとかペキペキとか、そういう感じで指で弾きます。私は、高校生の頃この奏法に魅せられてベースを弾きたいと思っていました。今回のアルバムには16曲収録しましたが、内12曲がチョッパー奏法によるものです。また、まだまだなのですが、コントラバスなどのクラシック向けの弦楽器のようにフレットがなくぬんめりとした音の出るフレットレス・ベースも3曲で使用しています。更にCasiopeaのベーシスト鳴瀬喜博(ナルチョ)で有名な副弦を張った8弦ヘ゛ースも4曲で使用しています。これら使用しているベースの違いなどを感じてい頂けたら、と思います。
またMIDIではどうしてもニュアンスが出せなかったので、可能な限りギターも弾いてしまいましたが、くれぐれも下手なギターの方に注目しないように。
1. Yesterday Once More(Carpenters) 1:44
作曲:Richard Carpenter, 編曲:鈴木泰寛
2. Fightman(Casiopea) 3:17
作曲: 野呂一生, 編曲:野呂一生
3. The Sky(Casiopea) 4:10
作曲: 野呂一生, 編曲:野呂一生
4. Play For You(T-Square) 3:40
作曲:安藤正容, 編曲:T-Square
5. Grand Prix(T-Square 2:25)
作曲:安藤正容, 編曲:T-Square
6. Truth(T-Square) 4:23
作曲:安藤正容, 編曲:T-Square
7. It’s Magic(T-Square) 4:14
作曲:安藤正容, 編曲:T-Square
8. Looking Up(Casiopea) 5:06
作曲: 野呂一生, 編曲:野呂一生
9. Navigators(Casiopea) 3:48
作曲: 野呂一生, 編曲:野呂一生
10. High Time(T-Square) 4:32
作曲:安藤正容, 編曲:T-Square
11. All About You(T-Square) 3:30
作曲:安藤正容, 編曲:T-Square
12. Dooba Wooba(T-Square) 2:23
作曲: 則竹裕之、須藤満, 編曲:T-Square
13. Takarajima(宝島)(T-Square) 5:21
作曲: 和泉宏隆, 編曲:T-Square
14. Asayake(Casiopea) 4:50
作曲: 野呂一生, 編曲:野呂一生
15. 上を向いて歩こう(坂本九) 3:01
作曲: 中村八大, 編曲:鈴木泰寛
16. 遠雷(T-Square) 4:45
作曲: 和泉宏隆, 編曲:T-Square
All songs on Basses, Programming, Guitars(#2,3,5,6,8,9,10,11 and 14),Co-arrangement and produced by Yasuhiro Suzuk
My Sweetheart
(1993年-2013年Remastering)
思えば幼少の頃流行ったのが所謂GSと呼ばれたグループサウンズだった。ビートルズの来日など記憶に残る年齢ではなかったので、GSの多くがビートルズの影響を受けていることも知る術はなかった。でもタイガースをはじめとしたGSの音楽が好きになってしまい、よく祖父母にレコードをねだったことは覚えている。父は、子供が聴く音楽ではないと、一切買ってくれなかったが。 中学3年の時、白いガット(クラシックギター)をもらったことからギターを始めて、高校に入ると、入学祝いに祖父に買ってもらったウェスタンギターで、文化祭のステージで演奏したのが、人前でのも初めての演奏だった。同じ頃ロックをやりたくて、夏休み米屋でバイトして、フェルナンデスのストラトを買った。組んだバンドはフール。練習は小学校の教室を借りて、アンプはラジカセという音楽とは呼べない音だった。すぐに解散して2年になるとバーミンというバンドを組んでまた文化祭で演奏した。アリスとかツイストとか。ロックもやったけど、裏というわけではないが、フォークもやっていた。こちらは作詞作曲もやって歌まで唄っていた。1991年に妹が他界したのを契機に、高校生の頃に書いていた曲をアレンジして、シーケンサーやシンセを使ってリズムとキーボードのプログラミングをして、それにギターとベースは自分で演奏してオケを作って後で歌を入れた。1991年にモノクロームな季節、1992年にRemember
Meを制作。でも歌がよろしくなく、ごく一部の身内だけに配布した。 しかし、当時録音機器もアナログからデジタル化が進み、DATやMDを使うことで音は甘くなるもののかなりオーバーダビングしてもピッチは狂わなくなったので、一人でも楽曲が作れるようになった。それでもサラリーマンの身ではなかなかそんなことをやっている時間もなかったが。 もともとベースをやりたかったのだが、フールを組んだときベースをやりたいという奴がすでにいたので、サイドギターということでストラトを買った。それが大学3年になってようやくベースを弾くチャンスが巡ってくる。2009年11月に他界した北野君率いるトライアルだ。まあうまいとは言えないバンドだったけど、ベースの世界へ入るきっかけとなった。社会人になるとしばらく音楽活動をすることもなく、週末に一人で練習していた。それが1993年の4月にドイツに赴任が決まった仲間の壮行会に浜田省吾をやるということで、会社仲間に対するベースのお披露目となった。仕事一筋というイメージを持っていた方が多かったようで、チョッパーをベキベキとスタジオで弾きまくっただけで驚かれたけど、まだまだって感じ。この翌月の5月に自分もシンガポール赴任が確定して、壮行会をやって頂き、久々にベースソロもやった。 このMy
Sweetheartという作品のほとんどは、シンガポールへ赴任してから、週末に作成したもの。1994年10月に入籍して、1995年3月に嫁がシンガポールに来る前に完成することが必須だったので、最後は結構妥協してしまった感は否めないが。 1997年2月に帰任した後は、この8月に長男、1999年5月に次男、2001年3月に三男、そして2005年8月に長女と4人の子供に恵まれたので、ベースどころではなくなってしまった。長男が生まれた頃は、同僚の結婚式などで演奏していたので寿バンドなどと呼ばれていたけれど、自分の転勤で仲間と離れてしまったこともあって以来人前で演奏するチャンスもなくなってしまった。 このアルバムは、1994年に身内にリリースしたMy
Sweetheartの音源を、DAWを使用して再度マスタリングしたもの。今までにこのアルバムについてはいくつかのバージョンをリリースしたが、今回は、元のベース楽曲として作成した曲だけの構成に戻した。 音源は、マルチトラックレコーダーのような高価な機材ではなく、DAT/MDというデジタルレコーダーを2台使用してオーバーダビングを繰り返すという方法での制作のため、特に高音域がぼやけてしまうことと先に録音した演奏の音量音質を後から修正できないため、パート間のバランスがうまくとれない。と機材的な不満も少なくなかったものの、こういうことが個人でできるような時代になったことには感謝。若き時代のベースライフを物語る作品としたつもり。今後また曲作りも含めてより発展的な作品作りにトライしてみたいと思う今日この頃って感じですね(2012年7月)。
更に、以前では考えられなかったプロ並みと言ってもいいくらいのDAWが安価に購入できるようになって、2013年8月12日に、カバー曲集のUnrestrained
Lifeをリリースしたが、この時の作業で習得したマスタリング手法を使用して、作り直してみると少し往年の録音作品も蘇ったような気がした。
1. Ob-La-Di Ob-La Da(6:43)
Composed by Paul McCartney.
Played by 8 and 4 strings fretted basses.
2. Midnight Tropical(4:34)
Composed by Yasuhiro Suzuki.
Played by 8 strings fretted bass.
3. Between(1:24)
Composed by Toyoyuki Tanaka.
Played by 8 strings fretted bass.
4. So Long(5:08)
Composed by Yoshihiro Naruse.
EWI1000 played by Kaoru Kuroda.
Played by 8 and 5 strings fretted basses
and 5 strings fretless bass.
5. 世界中の誰よりきっと(3:53)
Composed by Tetsuro Oda.
Played by 8 and 4 strings fretted basses
and 5 strings fretless bass.
6. Cpt.Chaos &(1:57)
Composed by Yoshihiro Naruse.
EWI1000 played by Kaoru Kuroda.
Played by 4 strings fretted basses.
7. Moon Beauty(3:54)
Composed by Akira Jimbo.
Played by 5 strings fretless bass.
8. Last Solitude(5:09)
Composed by Yasuhiro Suzuki.
Played by 4 strings fretted bass and 4 strings piccolo bass.
9. Good-night(2:01)
Composed by Yasuhiro Suzuki.
Played by 4 strings fretted bass and 4 strings piccolo bass.
My Sweethearts (basses) are TUNE Zi-Ⅲ-8WN(8strings), Zi-Ⅲ-5WN(5strings) YAMAHA
BB-5000 Fretless(5strings) and MOON DJB-260(9W4)BS/J(4strings).
Basses are my sweethearts and this album is my memory…。
1986年