古樹紀之房間


 
4 最近の古代氏族研究会の活動状況と連絡・リンク等
関連するリンクは別頁になりました。


    最近の主な動向       ※論考発表は下の方に掲載します。

○2023.5.28(日) 久しぶりに家研協総会が開催され、そこでは宝賀会長が講演『近江の佐々木氏初期段階の系譜』も併せてなされました。

2021.11下旬 宝賀会長の著『鴨氏・服部氏』が刊行になりました。下記を参照してください


○2021.7.4
(日)午後 宝賀会長が講演『異境異国と往来する人々浦島・かぐや姫と神功皇后の物語 
       
場所:主催が全邪馬連で、そのネット講演会。 
   
「異境・異国」と往来・交流する人々について、各種の伝承・昔話を総覧して歴史的に考えるとともに、そのなかで、とくに上古の歴史の謎が大きく、かつ、かぐや姫の物語につながる「神功皇后の新羅征討伝承」について実証的総合的に考察し、その説明をする。これが主なテーマで話がなされました。

2021.2下旬 宝賀会長の著『毛野氏』が刊行になりました。下記を参照してください

2020.8上旬 宝賀会長の著『出雲氏・土師氏』が刊行になりました。下記を参照してください

2020.1下旬 宝賀会長の著『百済氏・高麗氏』
が刊行になりました。下記を参照してください


2019.6下旬 
宝賀会長の著『蘇我氏が刊行になりました。下記を参照してください


2018.12中旬 宝賀会長の著『天皇氏族が刊行になりました。下記を参照してください

2018.6上旬 
宝賀会長の著『尾張氏が刊行になりました。下記を参照してください

○2018.4.19  
宝賀会長が講演『東アジアと日本天皇家の遠祖は?邪馬台国は何処か? 
       
場所:那須塩原市の黒磯駅前の割烹石山。 主催が栃北史学研究会。
  
古代天皇家の遠祖はどのような形でどこからやってきたか/殷・箕子朝鮮と日本列島での動向など
  が主なテーマで話がなされました。


2017.12.19  
宝賀会長がTBSテレビで同日放送の「この差って何ですか?」に出演。アベ氏についての説明です。

2017.12上旬 
宝賀会長の著『秦氏・漢氏』
が刊行になりました。下記をご参照

2017.11.11(土)午後 全邪馬連(全国邪馬台国連絡協議会)の東京大会で宝賀会長の講演
が行われました。
  テーマ:東アジア史から見た邪馬台国 
のなかで「殷・箕子朝鮮と伽耶と日本列島での動向」

2017.6中旬 
宝賀会長の著『紀氏・平群氏』が刊行になりました。下記をご参照

2017.5上旬 
宝賀会長の著『「神武東征」の原像』(新装版が刊行になりました。下記をご参照

2016.12上旬 
宝賀会長の著『吉備氏』が刊行になりました。下記をご参照

2016.4.24(日)午後 家系研究協議会総会で宝賀会長の講演が行われました。
  テーマ:真田氏と望月一族


2016.3下旬 
宝賀会長の著『物部氏』が刊行になりました。下記をご参照。

2015.8上旬 
宝賀会長の著『三輪氏』が刊行
になりました。下記をご参照。

2015.4.26(日)午後 家系研究協議会総会で宝賀会長の講演
が行われました。
  テーマ:天皇家の先祖が来た道
 

2014.2.12(水) 雑誌『歴史人』2014年3月号no.42に宝賀会長の記事掲載があります。
  「「神武東征」伝承は、はたして史実か」
  
なお、この2014年3月号は、2017年春に『歴史人』別冊として再刊行されています。
 上記記事は絵図入りで分かり易いものですが、紙数の制約がありますので、上記記事の補足も含めて関係記事は本HPの次のアドレスをご覧下さい。
       神武天皇の原像 
  


 メール等のご連絡

 本HPを見て、ご意見・ご指摘・ご教示あるいは問い合わせ等がありましたら、次のE-mail Address までご連絡下さい。樹堂が選択のうえ、「掲示板」のほうで適宜記述させていただきます(
ただ、時に連絡・掲示がかなり遅れるときがあります)。

        daiko10wa@infoseek.jp        

         新著の刊行と販売のご案内



 2021年11月下旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究Q鴨氏・服部氏−少彦名神の後裔諸族(価格は2200円+税)が刊行されました。

 これで、シリーズ最終の18冊目となります。これまで多くの古代氏族について検討し、執筆してきましたが、これで最後のまとまりをなんとかつけることができるよう鋭意、つとめました。本書は、表題の「鴨氏・服部氏」に限らず、忌部氏・弓削氏・玉作氏や東国の知々夫国造・阿智祝など多くの関連諸氏について書いていますが、端的に言えば、「天孫族系の少彦名神の後裔諸氏族」が対象です。
 本書で取り上げる諸氏は、大和朝廷にあっては総じて中小氏族であって、これまでの氏族研究にあっても検討があまりなされてこなかったものですが、それらの職掌は、祭祀・衣服や玉・鏡、弓矢など様々な手工業品に及び、きわめて多種多様な性格をもっています。いずれも目立った雄族ではなかったことで、これら諸氏を総括・代表する氏がなく、遠祖神についての系譜も各様に伝えられてきました。そのなかでは、鴨神関係の奉祀がほぼ共通するのと各種衣服関係を管掌する氏を多く含むことで、書名は『鴨氏・服部氏』としましたが、少彦名神の後裔とみられる多くの諸氏(他氏族に系譜仮冒をする諸氏も含む)を包含し、東国・陸奥から九州に及ぶ広域に分布しました。水・岩石にまつわる点にも共通性があると思われます。
 これら諸氏の活動は、中世にも当然及び、戦国時代の信長・秀吉・家康など有力武将・天下人にも記事があります。それだけ影響の大きく、歴史的にも奥深い諸氏の検討をもって、古代氏族シリーズの締め括りができたことは、執筆者にとっても喜びです。古代のみならず、中世諸武家にご関心の方も、是非、ご一覧いただければと願うものです。

          

    ご注文は青垣出版へ HP:http://book.geocities.jp/aogaki_wanokuni/index.html
               e-mail:wanokuni@nifty.com
          電話:0744−34−3838  FAX:0744−33−3501 

 なお、ここで紹介する諸書については、殆どがネットのAmazon でも購入が可能だと思われます。 



 2021年2月下旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究P毛野氏−東国の雄族諸武家の源流(価格は2100円+税)が刊行されました。

 上野・下野の両毛地方に古代大族として栄え、当地に巨大古墳を多く築造した上毛野・下毛野の一族は、「東国の王」とまで謳われたものですが、その系譜の流れから中世の武家雄族も輩出しました。それのみか、陸奥はもちろん、畿内の和泉・摂津にも一族をもち、倭国の韓地遠征にあっても大きな役割を果たしました。そして、畿内から伊賀・近江から北陸道、さらに信濃など移遷経路上にも重要な支族を遺したのですから、東国だけの視点でこの氏族をみることは、この氏族と古代史の過小評価につながるおそれがあります。
 こうした「毛野氏」がどのように何時起こり、それが栄枯盛衰を経て、中世武家にどのようにつながるかを総合的な視野から追いかけたものです。東国でも、両毛に限らず、近隣の常陸・両総や武蔵そして陸奥・出羽に対して、文化面ばかりで政治・習俗などの諸点で及ぼした影響は、計り知れないものがあります。
 これまでの毛野氏研究では、検討が及ばなかったと思われるその祖系検討にも鋭意つとめ、その淵源から知られることも多くあると思われます。
 著者は、現実の居住経験や友人知己などの関係もあって、長い期間、毛野氏を熱心の追いかけてきており、その検討の集大成とも言うべきものかと思われます。古代のみならず、中世武家にご関心の方も、是非、ご一覧いただければと願うものです。

          

    ご注文は青垣出版へ HP:http://book.geocities.jp/aogaki_wanokuni/index.html
               e-mail:wanokuni@nifty.com
          電話:0744−34−3838  FAX:0744−33−3501 

 なお、ここで紹介する諸書については、殆どがネットのAmazon でも購入が可能だと思われます。 



 2020年8月上旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究O出雲氏・土師氏−原出雲王国の盛衰(価格は2100円+税)が刊行されました。

 出雲は上古から日本列島で重要な地域ですが、その地に上古から現在まで連綿と続く出雲氏と土師氏などの同族諸氏を、全国各地にまで広く追いかけて、総合的な検討を加えたものです。
 従来、出雲といえば大国主神に結びつけて考えられてきたが、出雲国造家をはじめとして、大国主神の男系系統の流れという氏族は出雲に殆ど残ってなく、むしろこの神の予断を排して、全国的に「出雲」と「出雲氏族」を考えた。それが関東・陸奥まで広く及んで、各地の習俗・祭祀なども含めて大きな影響を与えてきたものです。
 そのなかで、畿内を中心に活動した土師氏も役割が大きく、後裔の菅原氏・大江氏にまで記事は及んでいる。近江の三上山麓にあった三上氏やその東国支族、そして神武の大和侵攻により東国に逃れた武蔵国造族などの活動にも興味深いものがあり、これらが東国武家の諸氏の活動にも影響があった。もちろん、出雲国造の母胎氏族として、大国主神とその後裔氏族の活動も無視できないから、その活動や祭祀・習俗にまで記事は及んでいる。

 古代史ばかりではなく、中世まで大きな影響を持ち続けた出雲と出雲氏族を大きな歴史の流れで見るときに、新しい歴史の見方も出てくるように思われます。同族の物部氏については、既に本シリーズにありますが、これら諸氏族の淵源地としての出雲地方と出雲氏族の活動にご関心の方は一読いただければと思うものです。

              

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               e-mail:wanokuni@nifty.com
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 なお、ここで紹介する諸書については、殆どがネットのAmazon でも購入が可能だと思われます。



 2020年1月上旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究N百済氏・高麗氏−韓地から渡来の名族(価格は1900円+税)が刊行されました。

  百済氏・高麗氏が列島で活動するのは主に大化以降であり、百済王氏の一族は奈良時代後期から平安時代前期には政治的に大きな役割を果たした。こうした活動が著しい時期の動向ばかりではなく、韓地におけるその祖系と関係国についても歴史を遡るとともに、後代では中世・近世に至るまでの長い歴史の流れのなかで関係諸氏の動向を追い求めたものである。朝鮮半島の歴史で重視される『三国史記』などの史料に対しても科学的な批判を十分に加え、韓地の上古の歴史の原型を探求した。
  国が滅びてから列島に渡来してきた百済・高句麗系の王族に限らず、それらの重臣や各種の文化技術をもつ諸氏族についても、併せて渡来後の動向を追いかけていく。中世・近世につながる諸王家の末流の系譜も、長く保持された所伝にとらわれず、冷静な批判の眼で考えて行く。また、滅亡時に唐の地に連行された両国の王族・遺臣の動向も見ている。
  韓地渡来系の諸氏にあっては、有力な中世武家は殆ど出さなかったが、そのなかの例外的な存在とも言える周防の大族大内氏についても併せ取り上げ、各種の系譜史料のもとで、その上古からの原像を考える。

  これら韓地渡来系の諸氏族も、平安前期以降には長い期間のうちに混融して現代の日本人を形成していく要素の1つであることが、本書を通じてご理解が得られるのではないかとも思われるところです。この辺を含めて、内外から様々な面で、日本列島と日本人の大きな歴史の流れを考えることは、意義のあることだとも考えています。

           

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  2019年6月下旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究M蘇我氏−権勢を誇った謎多き古代大族(価格は1900円+税)が刊行されました。

  大化前代最大の大族であった蘇我氏については、これまでの諸研究とは異なり、巨石祭祀をもち、息長氏さらには鴨氏族にその祖系・淵源をたどれるような新しい蘇我氏の原像を記したものです。応神天皇の大王位簒奪事件にも絡んで、蘇我氏とその同族が畿内の王権に入り込む過程も含めて記述しました。
  蘇我氏に関係する種々の誤解(葛城氏同族・後裔説や蘇我氏初期段階人名の非実在説、蘇我満智の百済出自説など)についても、蘇我氏とその同族諸氏の総合的・具体的な動向を丁寧に見ていくなかで解決されるとみています。巨石祭祀にご関心の方も、ぜひご一読ください。

 だから、蘇我氏の上古に遡る祖系や氏の実態・活動、同族諸氏の動向の探究に関し、力点がかなりおかれておりますが、子孫は石川氏・宗岡氏と名を替えて中世・近世まで及ぶ活動を続けてきた事情もあり、この辺も併せて記しております。

       

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  2018年12月中旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究L天皇氏族−天孫族の来た道(価格は2000円+税)が刊行されました。

  これまで刊行してきた古代氏族シリーズの一応の総括でもあり、天皇家の長い歴史のうち、応神天皇頃までの動きを視野に入れ、その遠い祖先たちの歩みを具体的に検討しました。先に刊行のE『息長氏』などを併せ読まれると、天皇家の上古の歴史像が描かれるように考えたものです。
  戦後の上古史研究は、『記・紀』の記事を否定し切り捨てることが多く、その場合、天皇家の祖先たちの活動はまるで分からずじまいとなりますが、乏しい史料のなか、基本的な文献研究はもちろん、考古学的検討に加え、祭祀・習俗など多くの視点から総合的に、東アジアのなかでこの部族の長い動向を追求したものです。その結果、検討の遡及は韓地のみならず、中国本土の殷王朝やその先にまで及ぶことになりますが、いわゆる「騎馬民族征服王朝説」ではなく、むしろその否定論になっています。
  事件報道の6条件、いわゆる5W1Hを踏まえて、古代の事物・事件について時間・暦を十分考慮すると、本書に描かれたものが史実原型として生物学的に合理的なものとなるのではないか、という提示だとされます。
 古代氏族シリーズで個別に検討してきた古代豪族の多くの活動の集積が、総合的広域的な符合性があるかどうか、上古からの東アジア地域における歴史の大きな流れとは何だったのか、を読者の方々がご判断していただければ幸いだ、という気持ちが本書に見られています。 

                

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  2018年6月上旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究K尾張氏−后妃輩出の伝承をもつ東海の雄族(価格は1600円+税)が刊行されました。
  古代氏族シリーズのうち、吉備氏に次いで取り上げる地方豪族で、中央の雄族とは異なる特色があります。
中央・地方にあって尾張氏とその同族諸氏が上古史の諸々の事件において証人的な役割を果たしてきました。
  この辺を列挙してみると、神武創業時の高倉下、闕史八代期の孝昭朝の奥津余曽・余曾多本毘売兄妹、倭建命東征時の建稲種・宮簀媛兄妹、神功皇后外征時の津守連の祖・田裳見、新王統の継体登場時の目子媛、壬申の乱時の大隅などが、そうした位置にあります。応神朝より前の時代の上古王統の存在を尾張氏一族が傍証するものでもあり、戦後史学では造作的な存在だと多くみられてきた倭建命及び神功皇后・武内宿祢の周辺には、いずれも尾張氏一族か同族の者たちが確かにいたのです。
 総合的広域的な尾張氏研究がこれまで疎かにされすぎており、これに鋭意、取り組んだものです。 

                  

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 2017年12月上旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究J秦氏・漢氏−渡来系の二大雄族(価格は1600円+税)が刊行されました。
  韓地から渡来して日本列島に広汎に分布し、古代史の動向に大きな影響を与えた二大雄族、秦氏及び漢氏について、その同族や陪従したという諸氏までを広く捉え、その近世までの末流まで動向を丁寧に追いかけていきます。また、日本列島に渡来前の段階にあって、韓地ではどのような形で存在したのか、その遠祖の系譜は秦の始皇帝や後漢の霊帝に実際に出たのかなど、祭祀・習俗などの観点をも踏まえ、総合的に検討を試みます。
 これら渡来系氏族が中世までに及ぶ大きな影響を与えた基礎がどこにあったのか、末裔と称した公家・武家の諸氏の系譜の検討も行っています。
 
                   

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 2017年6月中旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究I紀氏・平群氏−韓地・征夷で活躍の大族(価格は1400円+税)が刊行されました。
  武内宿祢の後裔の大族として著名な紀氏・平群氏の両氏は、日本列島のみならず韓地でも広く活動が見え、かつ、後裔は中世・近世まで及びます。この大族の系譜の実態はどうなのか(果たして、武内宿祢の後裔だったのか。畿内に到来する前の故地はどこかなど)、どのような分野で活動を展開したのか、を総合的に検討しますが、全国各地で八幡大神を奉祀したことにも注目されます。
 中世武家にも紀氏を出自と称するものが各地にかなりあり、それら諸氏の系譜の検討も併せて行っています。

          

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 2017年5月上旬に 宝賀会長の著『「神武東征」の原像』(新装版)青垣出版(下記から刊行されました。内容は、神武天皇について書かれた同名書(下記)の新装版で、下記も併せてご覧下さい。
  「神武東征」の原型を探りますが、邪馬台国東遷説は取っておらず、上古代の天皇の活動時期なども、暦法の把握の仕方などで合理的に検討されます。
  全340頁。全国主要書店で販売中。価格は2000円(+税)です。 

              



  2016年12月上旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究H吉備氏−桃太郎伝承をもつ地方大族(価格は1400円+税)が刊行されました。
  地方豪族として初めて取り上げる吉備氏は、巨大古墳の築造などでその勢威がうかがわれ、大和王権に対する反乱伝承もありますが、吉備地方に根づく活動のなかで、有名な桃太郎伝承もあります。こうした伝承に習俗・祭祀を併せ、全国的な視野で吉備氏の一族を考えるものです。
 これまでの研究では、岡山県の地元に研究者が多いこともあって、北陸・東海地方などは一族分布があるにもかかわらず、この辺がなおざりにされてきたのを見直し、総合的に考え直すものです。こうした分布の基礎には、倭建命の東征にこの一族が随行した経緯もあり、桃太郎伝承に関連して「犬・猿・雉」の意味とその後裔たちの動向を検討し、大和王権の出雲征討にも吉備勢力が大きな役割を果たしたことが知られます。
 吉備氏を構成した諸氏には、そのもとが美濃に由来する氏族もあって、きわめて複雑な構成をもちますが、この辺を含めて古代氏族のなかでは特異な性格をもったので、古代における習俗・祭祀の重要性も知られます。中世・近世までの動向を追うなか、なぜ吉備氏が衰えていくのかも考慮の対象としています。
 以上のように、複雑な性格の吉備氏一族を具体的に新視点から見直しておりますので、ご関心の方々は是非、ご覧いただけるようお願いいたします。

               

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  2016年3月下旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究G物部氏−剣神奉斎の軍事大族(価格は1600円+税)が刊行されました。
  物部氏は、『新撰姓氏録』に一族諸氏の掲載が飛び抜けて多い古代の大族ですが、軍事ばかりではなく様々な面で重要な役割を果たし、上古史研究はこの氏族を抜きに語れないほどです。奈良盆地東部に神武東征に先立ち、九州から移遷してきたことはこれまでも言及がありますが、その経路を含め見方が様々に分かれます。本書では、随行部神や地名・伝承などを分析して出雲経由を説き、その地から畿内に移遷した経路・時期も考えるなど、従来書にない内容を提示する問題作です。
 物部一族の本宗は穂積氏であり、支族分流には神武東征に抗して武蔵など東国各地に奔った一派をも出しており、これらを含めて総合的に物部氏一族を捉え直しております。是非、ご覧いただけるようお願いいたします。

               

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  2015年8月上旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究F三輪氏−大物主神の祭祀者(価格は1300円+税)が刊行されました。
  三輪氏は、大和の三輪山で上古から大物主神を奉斎してきたことで知られますが、海神族の本宗的な存在であって古代の政治・祭祀面などでの活動は重要なものです。その系譜の本源は北九州の博多平野に遡りますが、出雲の大国主神などとの関係をはじめとして様々に誤解もされています。
 各地に支族分流をだしており、これらを含めて総合的に三輪氏を捉え直しておりますので、この氏について新側面を切り開くものです。是非、ご覧いただけるようお願いいたします。

               

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  2014年10月下旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究E息長氏−大王を輩出した鍛冶氏族(価格は1400円+税)が刊行されました。
  息長氏は、「継体天皇の母胎」として知られますが、天孫族の一大分流で、先に応神天皇なども出しております。その系譜は遥かに神代まで及び、天孫族の少彦名神の後裔であって、宇佐国造から分かれ、九州の阿蘇・肥で繁衍し、豊後から四国の伊予・讃岐を経て、吉備東部や播磨に居し、さらに河内に来て、そこから近江北部にまで分かれました。最初から近江北部に居たわけではなく、こうした長い路程の移遷のなか、経過した要地にはそれぞれ支族を残しました。古代氏族のなかで最も可動性に富んだ氏族であり、鍛冶部族として巨石祭祀の跡も各地に見られます。
 こうした移遷や祭祀の跡は、これまで息長氏について、十分な研究がなされてこなかった事情もありますが、本書では各地に分岐した支族も含めて丁寧に追求しており、息長氏について新側面を切り開くものです。その総合的体系的な氏族の実像に迫っており、是非、ご覧下さい。

                     


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 2014年7月上旬に 桃山堂より宝賀会長の共著豊臣秀吉の系図学−近江、鉄、渡来人をめぐって(価格は2400円+税)が刊行されました。
  秀吉については、出自が賤しいということで、系図研究がこれまで適切になされてきたとはいえません。一級史料が殆どないこの系譜問題について、現存する各種史料や関係地域に遺る多くの所伝を総合的に分析し現地踏査もして、とくに母系にまつわる鍛冶屋伝承を中心に秀吉の人間関係追求したものです。歴史にロマンを求める読者にとって、興味深いものが多々ありますが、それとともに歴史や系図学などの研究方法に対し、一石を投ずるものとなっています。
  宝賀会長と桃山堂さん(蒲池明弘氏)との2年がかりの調査と議論・検討の積み重なりでもあります。同書の各処に共著の意味合い・効果が出ております。

    


  なお、その後も、同じ桃山堂から、黒田官兵衛目薬伝説目の神、鉄の神、足なえの神(価格は1700円+税)を2014年9月下旬に刊行されており、そのなかで、第六章の「広峰神社と一つ目の神の系譜」の部分を宝賀会長が執筆しております。併せて、お読みいただけたらと思います。



   2014年5月下旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究D中臣氏−卜占を担った古代卜部の後裔(価格は1200円+税)が刊行されました。
  中臣氏は、藤原鎌足など五摂家や有力公家、有力神社の祠官家を多数輩出したことで知られますが、「高天原」の時代から天孫族とともにあり、神武創業にも随行し、古来、卜占の職掌ももちました。大伴氏と同様に、その源流は日本列島原住民まで遡るという長い歴史をもちます。
 これまで中臣氏については、あまり十分な研究がなされてこなかった事情がありますが、本書では位置づけが不明確な武甕槌神を検討し、また祖神とされる天児屋根命は崇神前代にあってはその名前で認識されていなかったこと、月神祭祀をもち、大和の二上山・香具山が重要な意味をもったこと、藤原不比等や中臣大島などが記紀改編に大きく関与したという見方への疑問など、その実像探究につとめています。 

                    

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 2013年10月中旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究C大伴氏−列島原住民の流れを汲む名流武門(価格は1200円+税)が刊行されました。
  大伴氏は、大伴金村大連や『万葉集』の家持、あるいは壬申の乱での一族の活躍が知られますが、神武創業にも功績のあった古来の名流武門であり、その源流は日本列島原住民まで遡ります。こうした長い歴史をもつ氏族について、上古から近代まで動向を追いかけます。その実像はどうだったのか、伝えられる系譜は正しいのか、佐伯氏や久米氏などの、その一族・同族諸氏の動向も含め、長い歴史のなかで、その栄枯盛衰を記述しています。 

                    

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  2013年3月中旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究B阿倍氏−四道将軍の後裔たち(価格は1200円+税)が刊行されました。
  阿倍氏は、崇神朝の時代に始祖大彦命とその子の武渟川別命が四道将軍として活躍し、崇神天皇の皇后を出した古代の大族であり、大化改新後も高官を輩出しました。近世まで陰陽道の公家として長く続いたものもありますが、その実像はどうだったのか、伝えられる系譜は正しいのか、東北地方における分布の多さは何を意味するのかなど、その一族の動向も含め、中世の末裔にいたるまでの長い歴史を追いかけ、栄枯盛衰を記述しています。 

               

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 2012年10月中旬に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究A葛城氏−武内宿祢後裔の宗族(価格は1200円+税)が刊行されました。
  葛城氏は、応神王統の時代に全盛を迎えた古代の大族であり、同族として蘇我氏など多くの大族がいたと伝えるが、その実像はどうだったのかなど、その一族の動向も含め、中世の末裔にいたるまでの長い歴史を追いかけ、栄枯盛衰を記述しています。後裔はあまり現れませんが、古代における重要な氏族です。

                

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 2012年3月に 青垣出版より宝賀会長の著書古代氏族の研究@和珥氏−中国江南から来た海神族の流れ(価格は1200円+税)が刊行されました。
  応神王統の時代に葛城氏と並んで、后妃を輩出した大族の和珥氏について、その中国江南の起源から中世の末裔にいたるまでの長い歴史を追いかけ、栄枯盛衰を記述しています。倭地における海神族の本宗家的な存在であり、外地における源流までも含めて一族を考えないと、日本列島の上古史を見誤ることすら考えられます。

                

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 2010年11月に 青垣出版より纏向遺跡と桜井茶臼山古墳(価格は1200円+税)が刊行されました。
 同書のなかに、宝賀会長の論考「桜井茶臼山古墳の被葬者」も収められています。

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 2008年12月下旬に 宝賀会長の著『越と出雲の夜明け-日本海沿岸地域の創世史-』法令出版から刊行されました。
 内容は、越から丹波、出雲にかけての日本海沿岸地域の歴史がどのように始まり、そのときにどのような人々が活動したのか、どのような神々が奉斎されたのか、「阿彦」など現在に残る多くの伝承の意味するものはなにか等々、継体天皇が登場する前の歴史を探究するものです。白山信仰や丹後の豊受大神信仰にも言及されます。
 ともすれば、史料が乏しいこともあって、あまり重視されなかった日本海沿岸地域がわが国の上古の歴史を考えるとき、重要な意味をもつことを記述します。考古学だけでこの広い地域の歴史を考えるにはかなりの無理があり、崇神朝の四道将軍ばかりではなく、この地域の開発に関連する様々な神々・人々の探究を行い、総合的に合理的な検討を加えたものです。
 こうした結果、浮上してきた新しい歴史がどのようなものだったかをご覧下さい。

 誰も論究しなかった越と出雲の隠された原像
   コシとイヅモとタンバの国造りは誰がしたのか?
   中央との交渉のなかで現地に根づいた英雄と子孫たち
  日本海沿岸地域の創世史を合理的視点で探る力作
 
 わが国の起源と密接に結びつく日本海沿岸地域の上古の歴史の解明
 従来否定されてきた四道将軍と阿彦の伝承の虚実はどうだったか?
 新たに浮かび上がる大幡主と豊受女神の影響
   全380頁。

  全国主要書店やAmazonなどを通じで販売中。価格は2100円(税込み)。
  また、直接の申し込みは、
 法令出版(〒162-0822  東京都新宿区下宮比町2-28飯田橋ハイタウン1114)へ
  FAX(03-6265-0827)。電話は03-6265-0826。



 2008年4月中旬に 宝賀会長の著『神功皇后と天日矛の伝承』法令出版から刊行されました。
 内容は、神武天皇と同様、戦後の歴史学のなかで実在性を否定されてきた神功皇后について、倭地の内征事業がほぼ終わったのを受けて、韓地との通交・外征がなされたという記紀記事の検討を行うとともに、その原像を探索して実在性を考えたものです。併せて、神功皇后の先祖とされる天日矛の伝承を探り、関連する五十猛神(スサノヲ神)や八幡大神についても検討します。朝鮮半島の百済や新羅についても、その建国伝承と具体的な年代を考え、これらを様々な観点から合理的な検討を加えたものです。

 初めてベールを脱いで浮かび上がった倭韓交渉史の伝説の女傑像 神功皇后の虚実はどうだったのか?
 「神功皇后は息長タラシヒメではなく、応神天皇の母でもなかった。」
 
 わが国の起源を考える場合、韓地などとの対外交渉の歴史は無視できない。
 戦後、その実在性を簡単に否定されてきた神功皇后について、通説を吟味し、様々な資料からその原像に迫る革新の書、といえます。
  全350頁。

  全国主要書店やAmazonなどを通じで販売中。価格は2100円(当時の税込み)。
  また、直接の申し込みは、
 法令出版(〒162-0822  東京都新宿区下宮比町2-28飯田橋ハイタウン1114)へ
  FAX(03-6265-0827)。電話は03-6265-0826。



 2006年11月下旬に 宝賀会長の著『「神武東征」の原像』青垣出版から刊行されました。内容は、戦後の歴史学のなかで実在性を否定されてきた神武天皇について、建国伝承のイワレヒコという観点から、活動の舞台や時代、その痕跡、関係者と一族など様々な観点から合理的な検討を加えたものです。
  邪馬台国東遷説は取らず、天照大神は男性神の生国魂神とする説、長髄彦の実体の検討などもあり、また上古代の王統についても言及されます。全340頁。

  全国主要書店で販売。価格は2100円(当時)。※これは、上記のように新装重版になりました。
  同書の情報は http://spn66356.co.hontsuna.com/article/1792831.html

   吉本修二氏による書評

   関連して、 高城修三氏の著作『神武東征』の刊行の紹介



  2005年11月上旬に 宝賀会長の著『巨大古墳と古代王統譜』青垣出版から刊行されました。内容は、古墳時代に築造された巨大古墳について、その被葬者とその背景にある王統譜を考察するものとなっています。全310頁。
  さらに詳しい著書の紹介記事もあります。

  全国主要書店で販売中。価格は1995円(当時の税込み)。
 


  上記二書の直接の申し込みは、
 青垣出版の案内頁
   http://book.geocities.jp/aogaki_wanokuni/annai.html

 青垣出版(〒636-0246  奈良県田原本町千代387の6)へは
  FAX(07443ー4ー3838)か
  メール(wanokuni@nifty.com)でお申し込み下さい。
  
  青垣出版のトップ頁  http://book.geocities.jp/aogaki_wanokuni/index.html もご覧ください。


   
最近の活動・発表の状況(予定)

  「古代氏族研究会」が発足したのは1986年春の『古代氏族系譜集成』刊行に際してですが、歴史や系譜についての個別問題についての常時の意見交換は別として、基本的には宝賀会長の論考発表、講演くらいしか活動はしていません。


  2000年以降の発表論考をあげると、次のようなものです(それ以前にも論考発表はあります)。

日本家系図学会会誌
『姓氏と家系』誌掲載分
「熊野三党の祖先たち」第1号(2009/8、通巻第89号)。
「森蘭丸一族と濃尾の森姓諸家」第2号(09/11、通巻第90号)
「若狭本郷氏の始祖と祖系」第3号(10/5、通巻第91号)に掲載。
「武蔵守護代大石氏の先祖」第4号(10/11、通巻第92号)に掲載。
「堂上公家竹内氏の出自と祖先」第5号(11/5、通巻第93号)に掲載。
「山内一豊の家系」第6号(11/11、通巻第94号)に掲載。
「黒田如水の先祖と一族」第7号(12/5、通巻第95号)に掲載。
「真鍋氏一族の歴史(
その興起・盛衰と分布)」第8号〜10号(12/11〜13/12、通巻第96〜98号)に掲載。     これは、真鍋敏昭氏との共同研究です。
「河尻秀隆の家系」第8号(12/11、通巻第96号)に掲載。
「常陸大掾源護の系譜」第9号(13/5、通巻第97号)に掲載。
「近江源氏・佐々木氏の発生」第10号(13/12、通巻第98号)に掲載。
「豊後の大神一族とその祖系(一)」第11号(14/6、通巻第99号)に掲載。
        同        (二) 第12号(14/11、通巻第100号)に掲載。
「備前松田氏一族の系譜」第13号(15/6、通巻第101号)に掲載。
「肥後菊池氏の出自と初期活動」第14号(15/11、通巻第102号)に掲載。
「尾張起源の千竈氏と酒井氏の一族」第15号(16/6、通巻第103号)に掲載。
「出羽山北の俘囚主清原氏と関連氏族」第16号(16/12、通巻第104号)に掲載。
「利波臣氏のその後」第17号(17/7、通巻第105号)に掲載。
「石黒氏雑感」第18号(17/12、通巻第106号)に掲載。
「ネット情報利用などで考える上古代日本の実態 」第19号(18/6、通巻第107号)に掲載。
「朱丹とその関連氏族─
蒲池明弘著『邪馬台国は「朱の王国だった」』を読む─」第20号(18/12、通巻第108号)に掲載。
「東国諸武家の祖先たち─
藤原秀郷らの祖系探索─」第21号(19/6、通巻第109号)に掲載。
「日蓮上人と貫名海屋の系譜」第22号(19/12、通巻第110号)に(1)を掲載。(2)はその次号の第23号(20/6、通巻第111号)に掲載。
「大友皇子の母系と族裔─
併せて伊賀家長及び伊勢平氏の系譜─」第24号(20/11、通巻第112号)に掲載。
「三河・濃尾の若尾氏と松平氏」第25号(21/6、通巻第113号)に掲載。
「新出現の『神別系譜』と編者中田憲信」第26号(21/11、通巻第114号)に掲載。
「周防・安芸の玉作部とその末裔たち」第27、28号(22/6及び22/11、通巻第115、116号)に掲載。
「陸奥の石城国造と岩城氏一族」第29、30号(23/6及び23/11、通巻第117、118号)に掲載予定。
 
旧日本家系図学会会誌『旅とルーツ』誌掲載分
「作家有島武郎の家系(続)」第79号(2000/3)。なお、前編は同誌第78号(99/9)に掲載。
「三好長慶の先祖」(1)(2)(3)、第81号(01/5)、第82号(01/12)、第83号(02/5)に掲載。
「足利家執事高一族の先祖と族裔」(1)が第84号(03/8)、(2)が第85号(04/10)に掲載。
「平安前期の和気氏系図の復元−通字に着目した系図考察の一試論−」が第88号(08/12)に掲載。
  
『季刊/古代史の海』誌掲載分
「邪馬台国東遷はなかった−安本美典氏の邪馬台国論批判−」
  第20号(2000年6月)、第21号(00/9)に掲載。
「出雲国造家の起源−天穂日命は出雲国造の祖か?−」第22号(00/12)に掲載。
「騎馬民族は来なかったか?」第23号(01/3)に掲載。
「卑弥呼の冢」第25号(01/9)、第26号(01/12)に掲載。なお、第26号は「補論」とした。
「考古学者の年代観」第27号(02/3)に掲載。
「隅田八幡画像鏡の銘文についての一試論」第30号(02/12)に掲載。
「扶桑国問題の意義」第32号(03/6)に掲載。
「理系の見方と文系の見方」第35号(04/3)に掲載。その補論は第37号(04/9)に掲載。
「魏の青州刺史劉jとその末流」第37号(04/9)に掲載。
「「断蛇剣」伝承をめぐる諸事情−
備前の物部と石上布都之魂神社−」第48号(07/6)に掲載。
「隅田八幡鏡銘文についての補論と関連諸論−
銘文解釈と古代氏族の見方について−」第52号(08/6)に掲載。
「二つの嵩山忌寸−
日本における孟子と張良の子孫たち−」第53号(08/9)に掲載。
「両面宿儺と飛騨国造」第58号(09/12)に掲載。
「曹操墓の発見」第59号(10/3)に掲載。
「熊襲の原像」第65号(11/9)に掲載。

『東アジアの古代文化』誌掲載分
「猿女君の意義−稗田阿禮の周辺−」106号(01/2)、107号(01/5)、108号(01/8)に掲載。

家系研究協議会の会誌(『家系研究』及び会報)に掲載分
「鳥トーテムをもつ秦王室とその族裔たち」(1)(会報第1号、02/8)、(2)(同第2号、02/12)に掲載。
「法然の生家美作漆間一族の出自と系譜」(1)(『家系研究』38号、04/10)、(2)(同39号、05/4)、(3)(同40号、05/9)。
「出雲在国司朝山氏の初期段階の系譜」(『家系研究』42号、06/10)
「土佐東部の安芸氏の系譜」(『家系研究』44号、07/10に掲載)
「土佐西部の津野氏の系譜」(『家系研究』45号、08/4に掲載)
「関東管領上杉氏の出自について」(『家系研究』46号、08/10に掲載)
「『清良記』の土居清良の家系」(『家系研究』48号、09/10に掲載)
「岩崎弥太郎の家系」(『家系研究』49号、10/4に掲載)。
「赤松氏の先祖再考」((上)は『家系研究』51号、11/4)に掲載。(下)は52号(11/11)に掲載)
「摂津渡辺党の遠藤氏と渡辺氏」(『家系研究』53号、12/4に掲載)。

「「のぼうの城」と天秀尼の母系 −北武蔵の成田一族−(『家系研究』54号、12/10に掲載)。
「紀州湯河荘司とその同族諸氏」(『家系研究』55号・56号に掲載。13/4及び13/10)。
「近江の伊庭氏の系譜と祭祀」(『家系研究』57号に掲載。14/4)。
「多々良姓大内氏とその同族諸氏」((上)は『家系研究』58号に掲載、14/10。(下)は59号15/4に掲載)
「讃岐の香西一族の動向」((上)は『家系研究』60号に掲載、15/10。(下)は61号に掲載、16/4)
「熊野新宮社家に関する古系図二本の紹介」(『家系研究』62号に掲載、16/10)。
「桑山重晴の祖系」(『家系研究』63号に掲載、17/4)。
「堀尾茂助吉晴の祖系」(『家系研究』64号に掲載、17/10)。
「犬飼・イヌカイ氏の発生と分布」(『家系研究』65号に掲載、18/4)。
「各地の石川氏とその起源・系譜」(『家系研究』66号に掲載、18/12)。
「武蔵国丹党の習俗と起源」((上)は『家系研究』67号に掲載、19/5。(下)は68号に掲載、19/10)。
「土方歳三の祖系と遠江の素賀国造」(『家系研究』69号に掲載、20/5)
「仙石権兵衛秀久の祖系と族裔諸氏」(『家系研究』70号に掲載、20/10)
「美濃土岐氏の祖系についての雑考」(『家系研究』71号に掲載、21/6)
「大谷吉継の祖系に関する一考察−
平姓の土屋・垣屋一族の分布と系譜−」(『家系研究』72号、21/11に掲載)
「伊予の越智氏・河野氏の祖系と同族」(『家系研究』73、74号に掲載、22/5及び22/11)
「豊後大友氏と少弐氏・島津氏の初祖に関わる諸事情」75号に掲載、23/5)

全国邪馬台国連絡協議会関係
・同会会報の邪馬台国新聞第2号(2015.12.31)に「歴史資料の取扱姿勢」を掲載。
・第1回狗奴国サミットの配布誌に高尾山古墳とその被葬者についての記事を掲載。
・同会会報の邪馬台国新聞第3号(2016.5.20)に「阿蘇山と狗奴国地域圏」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第4号(2016.10.31)に「誤記・誤字、誤読・誤解にまつわること」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第5号(2017.5.22)に「時間と暦の話し」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第6号(2017.11.27)に「九尾狐の伝承と安倍晴明」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第7号(2018.5.31)に「「国造本紀」検討の一試論」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第8号(2018.11.30)に「蘇我氏と龍泉寺関係文書」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第9号(2019.5.31)に「倭地と韓地の原始暦」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第10号(2020.6)に「黒歯常之と勿部c」を掲載。 
・同会の邪馬台国新聞第11号(2020.11)に「中国陝西省のシーマオ遺跡の発掘」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第12号(2021.4.25)に「古事記偽書説とその周辺の史書」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第13号(2021.10.30)に「秦氏の遠祖系と韓の廉斯邑君」を掲載。 
・同会の邪馬台国新聞第14号(2022.4.25)に「古代の瀬戸内海航行の可能性」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第15号(2022.10.30)に「神武東侵の影響」を掲載。
・同会の邪馬台国新聞第16号(2023.4.25)に「近江・佐々木氏の先祖の佐々貴山君─偽文書・偽系図に関連して─」を掲載。

○歴史研究会会誌『歴史研究』誌掲載分
「三好長慶の先祖と一族─
阿波三好氏の系図疑惑について」 707号(2023年1・2号に掲載、及び708号(2023年3号)に掲載。
謎多き鍛冶部族・息長氏」708号(2023年3号)に掲載。

 ※かつての旧『歴史研究』誌にも掲載稿があり、例えば、第368号(1992年1月号)に「明治初期の政府官員の姓氏」、第420号(1996年5月号)に「奥州合戦の吉彦秀武一族」、などが掲載された。

 新聞記事・週刊誌など
○2023年6月2日号の『週刊朝日』に「次世代に遺したい一冊」として、足立倫行氏が『「神武東征」の原像』を取り上げています。

2019年4月5日号の『週刊朝日』に足立倫行氏が『古代氏族の研究(13) 天皇氏族─天孫族の来た道』を取り上げて、紹介しています。

○2004.3.14 The Japan Times 紙のROOTSという記事(第7,8面)にToshio Hoga (宝賀寿男) のインタービューが掲載、執筆は神谷説子記者。

○『豊臣秀吉の系図学』については、多数の新聞・雑誌で取り上げられました。

  講演など
○2004.11.6(土)13:30〜16:30 第2回扶桑国シンポジウムにパネラーとして出演。主宰者は壱岐一郎氏。場所は港区新橋福祉会館2階会議室。

○2004.11.21(日)14:00〜13:30 岐阜市「美濃源氏フォ-ラム」で講演。《岐阜長良講座》で、場所は株式会社ケミック4F会議室。
   演題:『古代氏族系譜集成』に見る土岐一族  
        
−土岐一族関係系図の各種検討(試論)−

○2006.1.18(水)10:30〜12:00 久留米市野中町の共同ホールにて、
  テーマ:古代邪馬台国は久留米にあった?−古代日本史の文献的考察による検証−
   第55回聖マリア医学会研究会
。一般聴衆も対象としています。
     事務局は聖マリア病院 教育研究部 Tel:0942-35-3322(代)
    「聖マリア医学」第32巻第2号(06.10.1)に講演内容が掲載。

○2009.7.19(日)午後 土岐頼芸公シンポジウム
         場所:岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲上長瀬の上長瀬コミュニティセンター
   〔基調講演〕 土岐頼芸をめぐる人間関係
      −
戦国後期の美濃の政治・軍事に影響を与えた男女たち

    このシンポジウムの模様は、09.7.20付け岐阜新聞で報道されました。

  なお、講演関係については、上記以外では、1999/11の銀座大学でのスピーチ。

○2010.4.25(日)午後 家系研究協議会2010年総会
  テーマ:藤堂高虎の祖系

○2010.6.17(木)pm2:00〜3:45 寿大学秋川校講座
  テーマ:多摩西部の武士団と系図
  場所:秋川キララホール(あきる野市秋川1-16-1)
  連絡先:あきる野市中央公民館 寿大学担当 電話042-559-1221
  約600名の聴衆者がおられたとのことです。

○2011.4.2(土)午後  歴史研究会の本部春季研究発表会
  場所:東京五反田の五反田文化会館
  テーマ:応神王朝の系譜

2012.5.19(土) 美濃源氏フォーラムの東京講座第1回で、
「織豊期の土岐庶流の武家諸氏」というテーマで講演
 

○2012.12.22(土)午後  歴史研究会の本部冬季研究発表会
  場所:東京五反田の五反田文化会館
  テーマ:神武天皇 東征の原像
 ※この関係のお問い合わせは、歴史研究会事務局 電話03-3779-3127まで。

○2013.8.3(土)午後 家系研究協議会東京例会
  場所:東京 かつしかシンフォニーヒルズ別館4F
  テーマ:近江源氏、佐々木氏の発生

○2014.4.27(日)午後 家系研究協議会総会で講演
  場所:大阪 
  テーマ:息長氏と綾氏  

 
著作など(上記掲載分を除く
○2008.12月下旬に、『越と出雲の夜明け-
日本海沿岸地域の創世史-』法令出版)を刊行。出雲はともかく、等閑視されがちな日本海沿岸地域の始まりの歴史を、史料の乏しいなか関係地域との交流も含めて総合的に考える内容となっています。

○2008.4月中旬に、『神功皇后と天日矛の伝承』
法令出版)を刊行。わが国の伝説の女傑神功皇后とその祖先の天日矛の伝承を検討し、倭韓両地の通交の歴史と建国の淵源も併せて考える内容となっています。神功皇后は実在したが、その原態は息長足姫ではなく、日葉酢媛(=成務天皇の皇后)だと論拠をあげて記述しています。

○2006.11月下旬に、『「神武東征」の原像』
青垣出版)を刊行。わが国皇統の祖とされる神武天皇について、イワレヒコなる者という観点から東征経路、活動年代、一族や初期大王の系譜について具体的な検討を行って、その実在性と東征時期が西暦170代などを論証しています。 

○2005.11月上旬に、『巨大古墳と古代王統譜』
青垣出版)を刊行。わが国の巨大古墳の被葬者と大和朝廷の大王の系譜に関する内容となっております。


 

 
 連 絡 板


  2023年分
□家系研究協議会 春の総会は5/28(日)に大阪府福島区民センターで開催されました。
 23年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
そこでは宝賀会長による「近江の佐々木氏初期段階の系譜」も行われました。

  2022年分
□日本家系図学会の総会は中止となり、所要手続きは郵送の投票で行いました。

□家系研究協議会 春の総会は中止所要手続きは郵送の投票で行いました。

  2021年分
□日本家系図学会の総会は中止となり、役員改選等の所要手続きは郵送の投票で行いました。

□家系研究協議会 春の総会は中止所要手続きは郵送の投票で行いました。

   2020年分
□日本家系図学会の総会は中止となり、所要手続きは郵送の投票で行いました。
□家系研究協議会 創立40周年の記念大会  20年10月24日(土)
   なお、春の総会は中止でした。

   2019年分
岸芳男氏のご逝去 19年12月 日本家系図学会の副会長(兼事務局長)として会の活動基盤を大きく支えていただいた岸副会長のご逝去に対し、謹んでご冥福をお祈りします。
□日本家系図学会の第11回(令和元年度)総会 19年11月2日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び令和元年年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承
されました。
  中村友一氏が「日本古代史学における系図史料の意義」というテーマで講演がなされ、その後の懇談会も開かれました。



  2018年分
□日本家系図学会の第10回(平成30年度)総会 18年11月3日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成30年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承
されました。
  千葉篤志氏が「戦国期佐竹氏家臣研究と系図について」というテーマで講演がなされ、その後の懇談会も開かれました。


  2017年分
家系研究協議会第16回総会・第58回例会  17年4月23日(日)
  午後1:30〜5:00 場所:大阪市 弁天町ORC生涯学習センター
  17年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
  増田由季氏による「井伊家千年紀 女城主直虎」というテーマの講演がありました。

家系研究協議会の東京例会   17年8月5日(土)午後に開催。
  場所は、かつしかシンフォニーヒルズ別館4F。
  講演は真田徹
氏の「真田幸村とその一族」。
□日本家系図学会の第9回(平成29年度)総会 17年11月4日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成29年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承
されました。
  木下聡氏が「系図における官位の記述について」というテーマで講演がなされ、その後の懇談会も開かれました。
早瀬晴夫氏のご逝去  17年7月10日  
  当会の発展に多大な貢献をされた常務理事早瀬晴夫氏がご逝去されました、享年63歳。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


   2016年分
家系研究協議会第15回総会・第54回例会  16年4月24日(日)
  午後1:20〜5:00 場所:大阪市 弁天町ORC生涯学習センター
  16年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
  宝賀会長による「真田氏と望月一族」というテーマの講演もありました。

家系研究協議会の東京例会   16年7月30日(土)午後に開催。
  場所:かつしかシンフォニーヒルズ。創立35周年記念式典が行われ、
  講演は中井俊一郎氏の『石田三成の真実』というテーマでなされました。

 
□日本家系図学会の第8回(平成28年度)総会 16年11月5日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成28年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承されました。
  谷口雄太氏が「足利一門とは誰のことか─
新田氏の位置付けを問い直す─」というテーマで講演がなされた。その後の懇談会も開かれました。
 

   2015年分
家系研究協議会第14回総会・第47回例会  15年4月26日(日)
  午後1:20〜5:00 場所:大阪市
  15年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
  宝賀会長による「天皇家の祖先が来た道」というテーマの講演もありました。

家系研究協議会の東京例会   15年8月8日(土)午後に開催。
  場所はかつしかシンフォニーヒルズ。創立35周年記念式典が行われ、
  記念講演は歴史作家桐野作人氏の『織田信長と本能寺の変』というテーマでなされました。

 
□日本家系図学会の第7回(平成27年度)総会 14年11月7日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成28年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承されました。
  山田康弘氏が「足利将軍家とその子孫たち」というテーマで講演がなされ、その後の懇談会もありました。


  2014年分
家系研究協議会第13回総会・第46回例会  14年4月27日(日)
  午後1:20〜5:00 場所:大阪市
  14年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
  宝賀会長による「息長氏と綾氏」というテーマの講演もありました。
   
家系研究協議会の東京例会   14年8月2日(土)午後に開催予定。
  場所は新宿区の家庭クラブ会館 第3会議室 tel.03-3370-6322

  開沼副会長の「八王子千人同心」、馬場静枝氏の「馬場六大夫一族」というテーマでの講演。

□日本家系図学会の第6回(平成26年度)総会 14年11月8日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成27年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承されました。
  渡邊大門氏が「宇喜多氏と浦上氏」というテーマで講演
がなされた。その後の懇談会も開かれました。  

  2013年分
森浩一氏のご逝去  13年8月6日  
  日本考古学の発展に多大な貢献をされた森浩一氏がご逝去されました、享年85歳。これまでのご功績を思うとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

家系研究協議会第12回総会・第42回例会  13年4月28日(日)
  午後1:20〜5:00 場所:大阪市立弁天町市民学習センター
  13年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
家系研究協議会の東京例会   12年8月3日(土)に活況で開催されました。
  宝賀会長による「近江源氏・佐々木氏の発生」というテーマの講演もありました。

□日本家系図学会の第5回(平成25年度)総会 13年11月2日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成26年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承されました。
  村井祐樹氏(東大史料編纂所助教)が「史料編纂と佐々木六角氏研究」というテーマで講演がなされた。その後の懇談会も開かれました。
 

   2012年分
家系研究協議会第11回総会・第38回例会  12年4月22日(日)
  午後1:20〜5:00 場所:大阪市立弁天町市民学習センター
  12年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
家系研究協議会の東京例会   12年8月4日(土)に活況で開催されました。

□日本家系図学会の第4回(平成24年度)総会 12年11月3日(土)。
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成25年度予算案・前年度の決算見込み、などについて報告され、了承されました。
  赤坂恒明氏の講演「日本における中世の末流皇族「王氏」について」
           
−所謂「冷泉源氏」・「花山源氏」・「三条源氏」を中心に−
  もなされ、その後の懇談会も開かれました。

  2011年分
□日本家系図学会の第3回(平成23年度)総会 11年11月5日(土)
  最近までの動向の報告、経理報告及び平成24年度予算案・前年度の決算見込み、などについて審議が行われ、また、次の2年間の役員選任が行われ、全議案が提案どおり承認されました。
  終了後に、平野明夫氏の講演「正統性の生成−松平八代の歴史−」。

島野穣氏のご逝去
  11年8月17日  
  長らく家系研究協議会の事務局長をつとめてきた島野穣氏が急逝しました。そのご貢献を讃え感謝するとともに、謹んで島野穰様のご冥福をお祈り申し上げます。

家系研究協議会第10回総会・第34回例会  11年4月24日(日)
  午後1:20〜5:00 場所:大阪市立弁天町市民学習センター
  11年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
  役員人事:これまで会長をつとめてきた丸山浩一氏が名誉会長となり、後任に宝賀寿男氏が就任。また、副会長に開沼正氏・安居隆行氏が任じ、事務局長に馬原浩一氏、運営委員長に小池榮之輔氏が選任となり、これまでの副会長牛田義文氏及び事務局長の島野穣氏は参与となりました。
  講演:「安倍晴明公と安倍氏系図について」講師は安倍王子神社宮司の長谷川靖高氏

 会誌「家系研究」第51号刊行。

 2010年分>
□日本家系図学会の第2回(平成22年度)総会 
10年11 月6日(土)
  会則の一部変更、最近までの動向の報告、事業計画及び経理の現状報告・平成23年度予算案及び前年度の決算見込み、などについて審議が行われ、全議案が提案どおり承認されました。
  
終了後に、山岡三子氏の講演「現代社会における先祖観の変容」。

家系研究協議会第9回総会・第31回例会  10年4月25日(日)
  午後1:15〜4:30 場所:大阪市立弁天町市民学習センター
  10年の事業計画・予算・役員人事などが承認されました。
  特記事項:秋の10月10日には、弁天町市民学習センターの大講堂で、家系研究協議会創立30周年記念大会を開催予定で、記念式典・特別講演を予定しています。
  講演:@「家系資料発掘の旅」講師は開沼正氏
     A「藤堂高虎の祖系」講師は宝賀寿男氏
 会誌「家系研究」第49号刊行。


 <2009年分>
□新生の日本家系図学会の第1回(平成21年度)総会 09年11 月7 日
 会則の確認、役員の選任、最近までの動向の報告、事業計画及び経理の現状報告・平成22年度予算案などの審議が行われ、全議案が提案どおり承認されました。会員増強なども話し合われました。
 議事終了後に、本郷和人東大史料編纂所准教授(本会副会長)の講演が「血と家」というテーマでなされました。

□日本家系図学会のホームページ開設 09年4 月15 日
  
まだ工事中の部分もありますが、会の紹介をしております。

□家系研究協議会の第8回総会  09年4月26日(日)
  午後1:15〜4:30 場所:大阪市立弁天町市民学習センター
  09年の事業計画・予算などが承認されました。
  講演:「弥生最大の鍛冶工房−淡路島 垣内遺跡見聞録−」
     講師は波平博司氏
 会誌「家系研究」第47号刊行。
 
□新生の日本家系図学会の発足
 
有志の再建活動の結果、旧会のほうは会誌『旅とルーツ』第88号を最後に閉会し、2009年初から新生の日本家系図学会として活動することとなりました(09.3.14に発起人会が開催され、正式に発足)。新会員を募集中です。ぜひご参加下さい。
 現在、新会のHPも4月に開設。問い合わせなどは、事務局宛(〒195-0072東京都町田市金井4−1−16(芳文館内)日本家系図学会)、研究編集部へはメールアドレス「jpkakei@infoseek.jp」まで。
 事務局宛に資料請求をいただければ、新会への移行をご案内する『旅とルーツ』第88号をお送りします。そのうち、追って詳細を掲上します。

 上記発起人会では、次の形で役員陣が固まり、3月末までに関係者の了解が得られましたので、主なところだけを掲示しておきます(各人の敬称略)。なお、これは発足当初のメンバーで、その後に変更あり。
 会長    宝賀 寿男
 副会長   岸 芳男(兼事務局長)、林 正啓、本郷 和人安原 繁俊
 常務理事  井澤 康樹、合田 一夫、小佐々 学、杉本 圭司、早瀬 晴夫、渡辺華靖、
       大森 一(兼事務局長補佐)
 相談役   武田 光弘など



 <2008年分>

□日本家系図学会の解散通知とその後  
08年9〜11月
 
会長の武田光弘氏から、「本会を閉鎖し解散する事に決しました」との連絡が来ましたが、その後に再建活動に入りました。
 それまでの約二年間、丹羽会長のご逝去、事務局長の楡井範正氏の体調不調などの諸事情で、実質的に休眠状態にあった状態をうけての連絡でしたが、これを残念に思う皆様の活動が始まりまして、現在の日本家系図学会につながっているわけです。

□家系研究協議会の第7回総会  08年4月27日(日)
 
平成19年度の事業報告・会計決算報告及び平成20年度の事業計画案・会計予算案、役員案が審議・承認されました。
 
併せて、前大坂城天守閣館長 中村博司氏による講演「家紋瓦の発生について」。会誌「家系研究」第45号刊行。
 
会場は大阪市立・弁天町市民学習センター
今後の定例会会場ともなります
 参加費 500円

 次回の第24回例会(7/27pm1:30〜4:30)は、大塩事件研究会会長酒井一氏による「大塩平八郎の人物像」。

 <2007年分

□家系研究協議会の関東地区例会のご案内
 
次の
要領で開催しました。
 年月日:平成19年8月4日(土) 午後1時〜4時
 会場:東京都江東区文化センター 第1・第2研修室
 講演:@「ある村内文書から見る家系調査」
       講師 齋藤秀幸氏、開沼正氏
     A「古代日本海沿岸地域の開拓史 -姓氏・苗字にまつわる-
       講師 宝賀寿男氏
 参加費 500円 
 その終了後に懇親会を近くの東陽町ビスタホテルで開催。
  時間は午後5時〜7時

  次回の例会は11月11日(日)を大阪で開催。
 
家系研究協議会の第6回総会  07年4月29日(日)
 平成18年度の事業報告・会計決算報告及び平成19年度の事業計画案・会計予算案を審議し了承されました。
 ※平成19年度は、第19回例会を8月4日(土)に関東地区例会
として開催。

 
なお、日本家系図学会の平成19年度総会は開催されていません。


  2006年分

□日本家系図学会の平成18年度総会  06年10月28日(土)

 総会及び研究発表会が開催されました。丹羽会長のご逝去を受けて、新会長に武田光弘氏が選任されました。本年度の学術賞は、「草莽のルーツを手繰りて」の研究で、稲村春男氏に授与されました。

 丹羽基二氏のご逝去  06年8月7日  
  日本家系図学会会長丹羽基二(
にわ・もとじ)氏が逝去されました。享年86歳。氏は柳田國男、折口信夫、太田亮らに師事したことがある姓氏及び地名の研究家であり、多数の墓や名字の調査で全国を歩いた。分かり易く名字の由来や分布を説いたが、「地名を守る会」も創設し、安易な地名変更をしないよう自治体に訴えた。著書に「日本苗字大辞典」「日本姓氏大辞典」「家紋大図鑑」や世界地名紀行シリーズなど多数。

家系研究協議会の第5回総会  06年4月23日(日)
 
平成17年度の事業報告・会計決算報告及び平成18年度の事業計画案・会計予算案を審議し了承されました。
 ※平成18年度は、第16回例会を7月30日(日)、第17回例会を10月29日(日)、第18回例会を平成19年1月、に各々市立アピオ大阪で開催されました。
 第5回総会のあと、尼崎郷土史研究会理事の田中実氏による講演「藤原邦綱一邦綱大納言御所を造りて」が行われました。
 


 2005年分

日本家系図学会の平成17年度総会  05年10月22日(土)
 
総会及び研究発表会が開催されました。本年度の学術賞は、「過去への旅路」の著作で、島田洋一氏に授与されました。
 

□家系研究協議会の創立25周年記念大会  05年9月10日(土)
 
式典開始 午後1時、記念講演『武功夜話』の実像、祝賀懇親会などが行われました。
 場所:大阪市立アビオ大阪 小ホール


佐伯有清氏のご逝去  05年7月19日(火)
 
元成城大教授で、1984年に「新撰姓氏録の研究」で日本学士院賞を受賞され、主な著書に「研究史 邪馬台国」などがありますが、胃がんで逝去されました。享年81歳。古代氏族系譜の研究に新境地を開拓されたその業績に敬意を申し上げ、謹んでご冥福をお祈りいたします。なお、お別れの会は8月28日(日)に四谷たちばな会館で開かれました。

□家系研究協議会の第4回総会  05年4月24日(日)
 
平成16年度の事業報告・会計決算報告及び平成17年度の事業計画案・会計予算案を審議し了承されました。
 そのあと、兵庫県歴史研究会会長梅村伸雄氏による講演「一ノ谷合戦の真相を物語る白川鷲尾の系図」が行われました。
 


 <2004年分>

久保田穣氏のご逝去  04年11月25日(木)
 弁護士で、『古代史における論理と空想』『古代史のディベート』などの優れた著作のある氏は、かねてから病気療養中のところ、永眠されました。享年77歳。心からお悼み申し上げ、そのご冥福をお祈りいたします。

日本家系図学会の平成16年度総会  04年10月30日(土)
 
総会及び研究発表会が開催されました。本年度の学術賞は、「歌枕、ほりかねの井」の著作で、新島穣一氏に授与されました。

家系研究協議会の第3回総会  04年4月25日
 
平成15年度の事業報告・会計決算報告及び平成16年度の事業計画案・会計予算案を審議し了承されました。役員関係では、長谷川順音(市川香舟)氏が理事に選任され、執行委員に三國郁自・花岡昭雄両氏が選出されました。
 平成16年の例会としては、3回(8/1,10/24,平成17/1/23)。



 <2001〜2003年分>

小村克己氏のご逝去
   家系研究協議会理事で関西支部でご活躍されていた小村克己氏が2001年12月24日、41歳の若さでご逝去されました。心からご冥福をお祈りします。
   なお、小村氏の遺作集『歴史の回想 家系史散策』(所属の大阪歴史懇談会会報に執筆された随想集)のご購読をお薦めします。頒布額は360円(
送料とも。郵便切手も可)で、申込先は家系研究協議会事務局。

家系研究協議会の新発足 
   02年4月28日、第1回総会が大阪市森ノ宮の市立アピオ大阪で開催され、同会関西支部が本部と統合のうえ新組織となり、事務局も島野事務局長のもと、大阪に移されました。当年度の役員としては、丸山浩一会長のもとに、副会長として宝賀寿男・牛田義文、理事としては岸本良信・中田みのる等13名、執行理事としては榎倉正孝・島野穣等5名が選任されています。
   同年7月28日の夏の例会では、牛田副会長の講演がなされました。
 なお、会員募集中であり、申込先は上掲の島野穣事務局長まで。

榎倉正孝氏のご逝去
   家系研究協議会執行理事で長く関西支部事務局長としてご活躍された榎倉正孝氏が2003年2月12日、急逝されました。心からお悼み申し上げ、そのご冥福をお祈りいたします。

秦政明氏のご逝去
   『季刊/古代史の海』の前編集代表であった秦政明氏が2003年3月下旬にご逝去されました。その業績を讃えますとともに、心からお悼み申し上げ、そのご冥福をお祈りいたします。
   秦氏は1930年生まれで、かっては高石事務所、URCレコード、アート音楽出版の社長などとして日本のフォークソング運動を支え、現在のインディーズの基礎を作ったといわれますが、在野の古代史研究を支えてこられました。

家系研究協議会の第2回総会  03年4月27日
  平成14年度の事業報告・会計決算報告及び平成15年度の事業計画案・会計予算案を審議し了承されました。役員関係では、五味主馬助・真鍋重治両氏が理事から退任され、執行理事に小池栄之輔氏、執行役員に大藪滋郎氏が選出されました。
  平成15年の例会としては、3回(7/17,10/26,16/1中旬)が予定されています。
  なお、平成14年度においては、上記夏の例会に続き、秋の例会(14/11/10)及び冬の例会(15/1/12)や摂津源氏関係地の見学会が開かれました。

日本家系図学会の平成15年度総会  03年10月25日
  総会及び研究発表会が開催され、学術賞を高信幸男氏が「難読稀姓辞典」の著作で受賞され、青木純子氏が「家紋グッズの製作と普及」で功労賞を受賞されました。



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