古樹紀之房間



                  日 本 古 代 史 一 般


  ここでは、日本の上古史(神祇関係も含む)を中心とした考察を掲載します。文章ばかりで、しかも長いものが多いのですが、興味があったら読んでみてください。論考によっては、『古代史の海』誌等で発表したものなどに、その後、若干の修補を加えています。雑誌などには未発表のものもあります。ものによっては、部分やエッセンスもあります。

上古史の流れの概観試論
  弥生期以降の日本上古史の流れを試論的に概観します。これまで未公表な結論だけ提示のものもありますが、本HPの方向と日本古代史の全体の流れを頭においていただくために、ここに掲げました。
  なお、宝賀会長の著作『巨大古墳と古代王統譜』『「神武東征」の原像』及び『神功皇后と天日矛の伝承』『越と出雲の夜明け』のなかで、それぞれ関係する記述があります。歴史の流れについて全体的なつながりを考える意味でも、ご参照いただければと思います。

「真理は中間にあり」か
  1999/7一応完成。『季刊/古代史の海』第17号(99/9)に掲載。同誌の動向について要望を提示するとともに、多様な見方のなかで整合性を求める姿勢を示すものとして掲示しました。

邪馬台国東遷はなかった−安本美典氏の邪馬台国論批判
  1999/12ほぼ終了。『季刊/古代史の海』第20号(2000年6月)、第21号(同年9月)に掲載。安本氏の説にある程度の理解を示しつつも、疑問も大きいことの提示です。「神武東征」はあっても、国家としての「邪馬台国東遷」はなかったというのが要旨の一つです。

卑弥呼の冢 (卑弥呼の墓
  2001/7一応完成。『季刊/古代史の海』第25号(01/9)、第26号(01/12)に掲載。掲載時のものよりも註を詳しくしています。内容は、総論と各論(補論)に分かれます。また、神籠石についての補注もあります。


辰王の系譜、天皇家の遠祖−騎馬民族は来なかったか?
  『季刊/古代史の海』第23号(01/3)に掲載したものに加筆補正。全体の総論部分をとりあえず掲載しました。騎馬民族征服説を一概に否定する学界の多数説(考古学者主体?)に疑問を提起するものです。ただし、江上波夫氏の説には疑問も多くあり(とくに時期など)、そのすべてに同意しているわけではありません。

6 鳥トーテムをもつ秦王室とその族裔たち
  家系研究協議会の機関誌『家系研究』第32・33号及び会報第1・2号に掲載したものに、註などを補充追記しました。秦氏については、この前段部分がありますが、いずれなんらかの形での発表を考えます。

7 考古学者の古墳年代観
  『季刊/古代史の海』第27号(02/1)に掲載したものに加筆補正。会長の著作『巨大古墳と古代王統譜』にも関連します。

8 御井神の系譜
  2004/9一応完成。邪馬台国問題にもつながります。

9 扶桑国の歴史的地理的な位置づけ
  2004年扶桑国シンポジウム〔04.11.6〕における説明等を基礎に記述したものです。

10 于道朱君の衝撃
  『三国史記』に見える倭国の将軍の活動を通じて、上古の日朝通交史を考えたものです。会長の著作『神功皇后と天日矛の伝承』でも、取り上げています。
  (07.3.13 掲上)

11 「断蛇剣」をめぐる諸事情
     ─ 備前の物部と赤坂郡石上布都之魂神社
  齋藤盛之氏の論考に示唆を受けて、備前と大和の「フツノミタマ」という神剣奉斎を考えるものです。
  (07.3.23 掲上)

12 天鳥船神の実体
     −香取神たる経津主神に関連して
  香取神宮や出雲国造の先祖に関するつながりがあります。
  (07.12.27 掲上)

13 系譜からみた古代資料の情報操作
     −大和朝廷の王統について
  最近の文献軽視の風潮と立証責任論の疑問から、旧稿を書き直したものです。
  初出は、『FENIPED』誌73(1992/9) に掲載。
  (08.6.5 掲上)

   関連して、天皇系譜直系継承の理由
    (08.6.14 掲上)

14 理系の見方と文系の見方
  古代史の分野で、ときに論者の文系・理系を問う議論も見られるが、それに疑問な立場から論じたものです。
  初出は、『古代史の海』誌第35号(2004年3月)に掲載された本論及び第37号(同年9月)に掲載された補論で、これらを基にしたものを若干見直して掲載。
  (08.6.8 掲上)

15 塩の神様とその源流
  わが国の塩神とその源流を中国に遡って検討したものです。
  初出は、『日本塩業の研究』第25集(平成9年〔1997〕3月発行)に掲載されたものですが、それを現時点(2008年6月上旬)で見直したものです。
  (08.6.28 掲上)

16 「扶桑」概念の伝播  −扶桑と箕子朝鮮を結ぶもの−
  上記9の論考に関連して、「扶桑」という概念を日本列島にもたらした種族について、検討を加えています。殷や檀君朝鮮にも言及があります。
   (08.9.12 掲上)

17 菟原処女の伝説と関連する諸古墳・氏族
  摂津西部の菟原処女伝説に関連して、この地域の氏族や諸古墳の背景を考えてみました。この地から興味深い副葬品も出ています。
   (10.3.11 掲上)

18 両面宿儺と飛騨国造
  伝承の両面宿儺を取り上げて、飛騨国造の起源と系譜を考えるもので、『古代史の海』誌第58号(2009年12月)に掲載された本論に、その後の検討で、若干追補をしています。
   (10.5.18 掲上)

19 『記・紀』の紀年論とその周辺
  記・紀を理解するための基本的な問題論である紀年論について、最近までの動向を踏まえて整理してみました。古代史の年代値は、最近は自然科学的な手法が風靡していますが、文献学的な検討が是非とも必要な事情にもあります。
   (10.7.26 掲上)

20 天照大神は女性神なのか
  記・紀に関連する理解のなかで、ほぼ当然として理解されている概念も、その原型を探ると実は疑問であるという事例がかなり多い。そのなかで、『魏志倭人伝』の「卑弥呼」にも擬定される天照大神(安本美典氏などの説)について、検討してみて、その概要を記したものである。
   (10.8.27 掲上)

21 神々の系譜と海神族の初期分岐過程
  『古代氏族系譜集成』にはこの辺の記述が乏しく、かつ、問い合わせもあったので、現段階で記紀の神統譜を整理してみたものである。
   (11.11.22 掲上)

22 神武天皇の原像
  戦後史のなかで、史実としては否定されてきた神武天皇について、『「神武東征」の原像』を踏まえ、その要点的なものを整理して記してみた。
   (14.1.22 掲上)

23 邪馬台国論争は必要なかった
       −邪馬台国所在地問題の解決へのアプローチ
  長らく続いてきた邪馬台国論争について、それが本当に必要だったのか、なぜ解決を見なかったのかを、永年の検討を踏まえて、改めて見直してみたものである。とくに目新しいものはないが、論理的に整理することで、解決への大きな手がかりが得られるということを感じる。
   (15.3.31 掲上) 

  関連して 狗奴国の実態─邪馬台国時代の中・南部九州 も掲上しました(15.6.1 掲上)。

         邪馬台国についてのその他諸問題と検討の感触総括  (15.6.4 掲上)

24 稗田阿禮の実在性と古事記序文
   太安万侶墓誌の出現とともに論争が弱まったとされる『古事記』序文の偽書問題について、これまでの議論・検討を踏まえつつ、再検討するものである。
   (15.12.20 掲上)

25 越中国婦負郡の古社と奉斎者(試論                 (17.2.25 掲上)

26 邪馬台国の会に関連する諸問題
   「邪馬台国の会」(2017.7.23)において、安本美典氏が拙考に関していくつかの問題提起、批判等があり、それらに応えるとともに拙考の説明をするものである。

 T 安本美典氏からの批判に対するお応え(説明・反論・反批判     (17.8.31 掲上)

  <別項で掲上>
  1 安本氏からのマルチコ批判に応える                   (17.8.25 掲上)

  2 天照大神と大国主神の関係                        (17.8.26 掲上)

  3 祇園山古墳は卑弥呼の墳墓の可能性があるか            (17.8.31 掲上)

  4 世代数と在位者数の問題                          (17.9.03 掲上)

 U 神武天皇の治世時期の推定(一応の試算)     
    ─併せて、平山朝治氏の関係論考への疑問提起(付論)─            (17.9.01 掲上)
  
  1 検討の本論

  2 安本式推計及び平山式推計などの年代数値の検証

  3 最近の安本美典説の検討(併せて、書紀紀年等についての年代論総論) (17.9.08 掲上)


 歴史関係の随想

 □鳥二題
  富山時代に身近な鳥について随想的に記しましたものの掲上です。主に、天孫族と鳥との関係を記述。
  内容は、@鷺の王、A越の白鳥伝承と鳥追う人々、です。

 □ かぐや姫の物語
  この姫を記す「竹取物語」の登場人物と作者についての随想です。

 □ 遊ぶの君
  ある越中の古代氏族と現代の苗字との繋がりについての随想です。


 歴史関係の著作の紹介・案内

 □ 足立倫行氏の著書『血脈の日本古代史』のご案内


               ようこそへ戻る    Next     ホームへ戻る   系譜部トップへ